こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
春はスマホの機種変更にふさわしい季節ですね!
そろそろ電池がヘタってきた方、動作がもっさりしてきた方も多いかもしれません。
また、初めてのスマートフォンデビューをしたい、という方も!
手ごろな2万円台の価格で快適に使えるスマートフォンを、ランキング形式でご紹介しましょう。
2万円と侮るなかれ、2022年春モデルの2万円スマホはかなり快適に使えますよ!
価格情報等はすべて2022年夏時点での情報です。最新の情報をご確認ください
2022年春におすすめの、2万円台スマホベスト3+注目2機種!
では、2022年春に購入するのにおすすめな2万円台スマホをご紹介しましょう!
【第1位】高機能と快適動作が両立!「arrows We」
arrows Weは2021年12月に発売されたばかりの、FCNT(富士通)のスマートフォンです。
NTTドコモ・ au ・ ソフトバンク ・ UQ mobile で発売されています。

arrows Weをはじめ2万円台スマホの多くは5.7~5.8インチの大きさとなっています。
かなり持ち心地や操作性もよく、動作もサクサク。
今までの2万円台のスマートフォンとは見違えるぐらい、かなり快適に使えます。
arrows Weの一番のポイントは、子どもからビジネスシーン、シニアに至るまで、幅広い世代で利用できる、充実した機能です。
・コロナ禍で欠かせないスマホ丸洗い、アルコール除菌対応
・「マスク通話モード」で、マスクで通話しても声がクリアに
・「プライバシーモード」復活!ビジネスシーンで隠したい着信・アプリや通知を瞬時に消せる!
・PayトリガーやFASTウォレットで、PayPayやポイントカードアプリも簡単に切り替えて支払える!
・特にシニアの方に安心の「迷惑電話防止機能」
・スマホを初めて使う方に便利な「シンプルモード」でらくらくスマートフォンライクに切り替え可能
・小中高生に時間やアプリを制限できる「ジュニアモード」で、スマホの使い過ぎ防止
詳しくはレビュー記事にて詳しく解説しています。
ここまで機能がつめこまれていますが、それで使いにくいということはなく、実際に使ってみてもかなり快適に使えます。
購入価格 | arrows We F-51B (NTTドコモ) | arrows We FCG01 (au) | arrows We FCG01 (UQ mobile) | arrows We (ソフトバンク) |
---|---|---|---|---|
MNP | 4,950円 (16,500円割引) | 4,180円 (22,000円割引) | 4,180円 (22,000円割引※) | 5,760円 (21,600円割引※) |
新規契約 | 21,450円 30歳以下は 11,000円分還元 (~5/31) | 15,180円 (11,000円割引) 22歳以下はさらに 10,000円分還元 | 15,180円 (11,000円割引※) | 27,360円 30歳以下は 4,800円 (22,560円割引) |
機種変更 (5G→5G) 契約変更 (3G,4G→5G) | 21,450円 | 26,180円 +5,500円の還元 | 26,180円 | 27,360円 |
※ソフトバンクのMNPは「メリハリ無制限」のみ割引
arrows Weの詳細や購入は公式サイトから
【第2位】新しいSHARPのエントリー向けスマホ「AQUOS wish」
SHARPはAQUOS senseシリーズに加え、2万円台向けのエントリースマートフォン「 AQUOS wish 」を2022年1月14日より発売しています。

側面の指紋センサーでロックを解除でき、ホーム画面表示中に指紋センサーを長押しすると「Payトリガー」を起動できます。
お店のレジでも、サクッとPayPayなどのQRコード決済を支払えますね!
指紋センサーが若干低めでちょっと使いづらい印象はありますが、マスク時代ですので指紋認証に対応しているのは非常にありがたいです。
カメラもGoogleのカメラアプリ「Camera Go」を搭載し、起動や撮影も軽く便利に使えそうです。
写真のうつりは、2万円にしてはなかなかいい感じです。
シャッター押してから保存までが速く、AQUOSシリーズのスマホの中では一番ストレスがないですね。
購入価格 | AQUOS wish SHG06 (au) | AQUOS wish SHG06 (UQ mobile) | AQUOS wish A104SH (Y!mobile) | AQUOS wish (楽天モバイル) |
---|---|---|---|---|
MNP | 4,180円 (22,000円割引) | 4,180円 (22,000円割引※) | 10,080円 (21,600円割引) | 29,800円 +20,000pt還元 実質9,800円 |
新規契約 | 15,180円 (11,000円割引) 22歳以下はさらに 10,000円分還元 | 15,180円 (11,000円割引※) | 10,080円 (21,600円割引) | 29,800円 +20,000pt還元 実質9,800円 |
機種変更 (5G→5G) 契約変更 (3G,4G→5G) | 26,180円 +5,500円の還元 | 26,180円 | 24,480円 (7,200円割引) | 29,800円 |
AQUOS wishの詳細や購入は公式サイトから
【第3位】カメラを楽しく撮れる!Galaxy A22 5G
Galaxy A22 5G は、 NTTドコモ から2021年12月に発売されたばかりのGalaxyスマートフォンです。

2万円台とはいえ、動作はすこぶる快適でサクサク。
使い勝手は、10万円以上する高性能なGalaxy Sシリーズと同様で、かなり便利に使えます。
初めてGalaxyシリーズを手にする方やスマホデビューな方にはかなりおすすめです。
Galaxy A22 5G には「かんたんモード」というモードがあります。
他社製のシンプルモードとは違い、あくまでもGalaxyスマホのホーム・設定の見た目のまま、文字やアイコンが大きく、また音声通話の発着信も簡単に行えるので、ケータイからの移行でも違和感なく乗り替えられると思います。
動作の快適性については後述しますが、今回の2万円台スマホの中では最もサクサク動作できます。
Galaxy A22 5G を選ぶべき人は、2万円台と価格を抑えつつも「カメラで楽しく写真が撮れる」のを重視したい人。
同時期に発売された arrows We と比べても、メリハリのあるきりっとした写真が撮れます。
使っていて率直に感じたのは「写真撮っていて楽しい!」ということ。
より高画質な写真を撮りたい、というのであれば、もう少し価格の高いスマホを検討すべきだとは思います。
最初の一台目として、スマホを楽しみたい、カメラを楽しみたいという方におすすめのスマホです。
指紋センサ非搭載で、パターン・パスコード認証か顔認証を行う必要があります。
生体認証で指紋が使えない点については、若干ストレスに感じる可能性があります。この点だけご注意を。
購入価格 | Galaxy A22 5G SC-56B (NTTドコモ) | Galaxy A22 5G SC-56B (ahamo) |
---|---|---|
MNP | 5,500円 (16,500円の割引) | 5,500円 (16,500円の割引) |
新規契約 | 22,000円 30歳以下は11,000pt還元 (5/31まで限定) | 11,000円 (11,000円の割引) |
機種変更 (5G→5G) 契約変更 (3G,4G→5G) | 22,000円 | 22,000円 |
【第4位】価格は安く、でも最低限の機能は快適に!大人気のXperia Ace II SO-41B
Xperia Ace II は、ドコモから発売されているSonyの人気スマートフォンです。
Xperiaは、日本ではハイエンドモデルを中心に展開していましたが、2021年より2万円の格安Xperiaが発売され、大人気。

Xperia Ace II は、サイズとしては5.5インチと2万円台スマホの中でも少し小さめ。
大きさはiPhone 8やiPhone SE(第2世代)と同じぐらいで、手に収まる大きさで操作しやすいです。
スペックや動作の快適さについては、 arrows We や Galaxy A22 5G よりは若干劣りますが、基本的な動作やカメラの応答性など、軽く快適に使えます。
Twitterなど使う場合には若干カクツキのある場面もありますが、LINEやGmail・ブラウザでは結構快適。
最近のXperiaで便利な「サイドセンス」の機能など、Xperiaの世界観を存分に味わえます。
Xperia Ace II は、5Gには非対応で、LTE・3Gに対応しています。
ドコモオンラインショップでは在庫が少なくなってきていますが、docomo withをご利用中の方であれば、docomo withを維持したまま機種変更が可能です。
購入価格 | Xperia Ace II SO-41B |
---|---|
MNP | 5,500円 (16,500円の割引) |
新規契約 | 22,000円 |
機種変更 (LTE(Xi)→LTE(Xi)) | 22,000円 |
契約変更 (FOMA→LTE(Xi)) | 22,000円 |
【注目】OPPO A55s 5G
OPPO A55s 5Gは、OPPOのスマートフォンです。
この記事でご紹介しているスマートフォンの中では、最も大きい6.5インチ。
OPPO Reno5 Aともほぼ同じ大きさですが、少し価格を抑えたい方にはお勧めです。

見た目はOPPO Reno5 Aと瓜二つではあるのですが、スペックは arrows We や AQUOS wish と同等。
おサイフケータイと指紋認証は搭載していませんので、ご注意ください。
大きな画面でスマホを楽しみたい方には非常に便利です!
2万円のスマホで、本当に快適なのか?実は動作は非常によくなっています!
高性能なスマホでは10万円を超えるものもいくつもある状況で、2万円スマホを安心して買え、だなんて、無理だと思いますよね……。
いえ、違うんです。2021年11月以降発売の冬春モデルから、かなり動作が快適になっています。
私も使っていて驚きました。
2万円台スマホのスペックを比較
簡単に、arrows WeとGalaxy A22 5G・ Xperia Ace II ・AQUOS wish・ OPPO A55s 5G の5機種の2万円台スマホのスペックを比較します。
項目 | arrows We | Galaxy A22 5G | Xperia Ace II | AQUOS wish | OPPO A55s 5G |
---|---|---|---|---|---|
発売キャリア | NTTドコモ F-51B au FCG01 UQ FCG01 ソフトバンク A101FC | NTTドコモ SC-56B | NTTドコモ SO-41B | au SHG06 UQ SHG06 ソフトバンク(法人向け) | ソフトバンク 楽天モバイル SIMフリー |
サイズ | 147x71x9.4mm | 150x71x8.9mm | 140x69x8.9mm | 147x71x8.9mm | 162.1×74.7×8.2mm |
画面 | 5.7インチ HD+/TFT | 5.8インチ HD+/TFT | 5.5インチ HD+/TFT | 5.7インチ HD+/TFT | 6.5インチ FHD+/TFT |
CPU | Snapdragon 480 5G | MediaTek MT6833V (Dimensity 700) | MediaTek Helio P35 | Snapdragon 480 5G | Snapdragon 480 5G |
メモリ | 4GB | 4GB | 4GB | 4GB | 4GB |
ストレージ | 64GB | 64GB | 64GB | 64GB | 64GB |
アウトカメラ | 広角:1,310万画素 マクロ:190万画素 | 広角:1,300万画素 | 広角:1,300万画素 | 広角:1,300万画素 | 広角:1300万画素 深度:200万画素 |
インカメラ | 500万画素 | 500万画素 | 800万画素 | 800万画素 | 800万画素 |
電池 | 4,000mAh | 4,000mAh | 4,500mAh | 3,730mAh | 4,000mAh |
生体認証 | 指紋 | 顔 | 指紋 | 指紋 | 顔 |
おサイフケータイ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
大きさは Xperia Ace II が少し小さめ、 OPPO A55s 5G が大きめで、それ以外の3機種はほぼ同等の大きさとなっています。
メモリ・ストレージも5機種同じです。
Antutu v9・GeekBench 5のベンチマーク測定結果を比較
Antutu v9とGeekBench 5の2つのベンチマークで測定結果を比較してみると、以下の通り。
ベンチマーク | arrows We | Galaxy A22 | Xperia Ace II | (参考) AQUOS sense6 |
---|---|---|---|---|
Antutu総合スコア | 216167 | 290785 | 112731 | 313447 |
CPU | 98202 | 100207 | 32969 | 109531 |
GPU | 0 ※測定されず | 57613 | 17834 | 58158 |
MEM | 52906 | 67067 | 26611 | 62931 |
UX | 65059 | 65898 | 35317 | 82827 |
Geekbench シングル | 500 | 534 | 169 | 578 |
Geekbench マルチ | 1532 | 1676 | 929 | 1555 |
CPU | Snapdragon 480 5G | MediaTek MT6833V (Dimensity 700) | MediaTek Helio P35 | Snapdragon 690 5G |
メモリ | 4GB | 4GB | 4GB | 4GB |
ストレージ | 64GB | 64GB | 64GB | 64GB |
最新の2万円台3機種を比べると、Galaxy A22はいいスコアであることがわかると思います。
arrows WeのAntutuベンチマークはGPU測定が非対応のためできず、0となっています。
それ以外のスコアは、CPU・メモリ・UXともにGalaxy A22と arrows We は互角ですが Galaxy A22 のほうがよく、 Xperia Ace II より2~3倍のスコアとなっています。
4~5万円台で発売されている最新のAQUOS sense6とも同等のスコアで、ゲームなどヘビーな用途でなければ結構快適に動作できます。
機種 | CPU・メモリ | 価格 | Antutu v9 | GeekBench |
---|---|---|---|---|
arrows We F-51B | Snapdragon 480 5G/4GB | 21,450円 | 216167 ※GPU非測定 | S 500 M 1532 |
Galaxy A22 SC-56B | MediaTek MT6833V/4GB | 22,000円 | 290785 | S 534 M 1676 |
Xperia Ace II SO-41B | Helio P35 / 4GB | 22,000円 | 112731 | S 169 M 929 |
OPPO A55s 5G | Snapdragon 480 5G/4GB | 33,000円 | 214769 ※GPU非測定 | S 524 M 1507 |
AQUOS sense6 | Snapdragon 690 5G /4GB ※2021年の3~5万円モデル | 57,600円 | 313447 | S 578 M 1555 |
OPPO Reno5 A | Snapdragon 765G / 6GB ※2021年の3~5万円モデル | 43,000円 | 377873 | S 552 M 1668 |
Xperia 10 II | Snapdragon 660 / 4GB ※2020年の4万円モデル | 41,976円 | 192783 | S 310 M 1400 |
CPU(スマートフォンの頭脳)を主に測定するGeekBench v5の測定データを見ても、 arrows We F-51B や Galaxy A22 SC-56B の数値は、3~5万円台の AQUOS sense6 や OPPO Reno5 A とほぼ互角であるのがわかると思います。
Antutuベンチマークでの値の差は、主にゲームや画像・動画編集などで使用する画像処理(GPU)での差は出ていますが、ゲームなどをそこまで使わないのであれば十分戦えるスペックであると、このベンチマークから見てわかるでしょう。
また、2020年に4万円台で発売されていた Xperia 10 II より、GeekBenchやAntutuのベンチマーク上でも、 arrows We F-51B や Galaxy A22 SC-56B は上回っていることがわかります。
私MATTUも、実際に arrows We F-51B や Galaxy A22 SC-56B を使ってみて、普通に使う分には全く問題なく使えると感じています。
もう少しきれいな写真や動画が撮りたい、とか、ヘビーなゲームをしたい、という方であれば上の価格のスマホを買うべきとは思いますが、そうでなければ2万円台のスマホで十分戦えるようになりました。
正直、私MATTU自身も、この2万円台のスマホの進化に驚いています。
スマホデビューの方も、スマホ買い替えの方も!かなり動作が快適になるよ!ぜひ使ってみて!
今回は、2万円台のスマートフォンのを実際に使ってみて、おすすめのランキングをご紹介しました。
前の章でもサクサク動作の快適さをご紹介しておりますが、正直実際に使ってみて驚きました。
ぜひ、使ってみていただければと思います。
・機能が充実し、ジュニアからビジネスシーン・シニアまで幅広い世代におすすめな arrows We
・カメラを楽しく撮りたい、Galaxyの快適な世界を味わいたいなら Galaxy A22 5G
・SHARPのスマホがさらにお安く、 AQUOS wish
・コンパクトで最低限の機能は快適なXperia、Xperia Ace II
・大きな画面を楽しみつつも、安さがほしいなら、 OPPO A55s 5G
ぜひ、ご自身の使い方に合わせて選んでみてください!
arrows Weの詳細や購入は公式サイトから
AQUOS wishの詳細や購入は公式サイトから
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