こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
2021年4月以降も、1GBまでの利用であれば無料で維持できる楽天モバイル。
オプション料金なしで、国内通話が無料となるRakuten Linkが結構魅力です。
無料維持できて、電話し放題となれば、非常にお得ですよね。
このRakuten Link、アプリを使って通話するという形なので…
他社SIMで通信する際も、アプリさえ入れておけば、無料で電話ができるのでは?
試してみました。
[2021/10/8更新]Rakuten Link Android版にアップデートがあり、スマホがWi-Fiに接続していても「通話時にLTEを優先する」という設定が追加されていました。
Dual SIMでドコモなど他社回線をメインのデータ回線に使っていると、使い勝手上がりそうですね!
[2021/3/13更新]Androidのバージョン2.2.1より、ログイン時に楽天SIMが挿さっているかの認証が入るようになっています。
楽天SIMを挿さずに使いたい方向けに、SIMを挿し替えて使う場合の方法を更新しました。
※Rakuten Linkを楽天回線SIMの挿入されている端末以外で利用する場合、推奨されている方法ではないので、くれぐれも自己責任でお試しください。
Rakuten Linkは、楽天SIMを挿しているスマホ以外でも設定可能
国内向けの通話がオプション料金なしで無料で使える、Rakuten Linkは結構魅力的です。
LINEなどとは違い、電話番号で発着信できるので、本当に「国内向けの通話を無料で使える」といっていいと思います。
(一部対象外の通話はありますのでご注意ください)
このRakuten Linkですが、もしメインにドコモなど別の回線を使っている場合、メインの電話番号とRakuten Linkの電話番号を同じスマホで使えれば、かなり便利だと思いませんか?
※すべての端末でこの様に設定できるとは限りませんので、自己責任の上で設定してください。
[2021/3/13更新]Androidのバージョン2.2.1より、ログイン時に楽天SIMが挿さっているかの認証が入るようになっています。
楽天SIMを挿さずに使いたい方向けに、SIMを挿し替えて使う場合の方法を更新しました。
Rakuten Linkを設定したスマホのSIMを抜くと、Rakuten Linkはログアウトされる
Rakuten Link自体は、楽天モバイルのSIMをスマホに挿し、Rakuten Linkアプリをダウンロードして初期設定すれば、簡単に入れることができます。
ただ、新しいSIMカードが検出されると、自動でログアウトされます。
つまり、一度Rakuten Linkが設定された端末で、SIMを入れ替えて別の回線を使うということはできない仕様になっています。
楽天SIMを挿した状態でSMS認証を行い、途中でSIMカードを入れ替える
楽天SIMが挿さっていない端末で使う方法は、動画でも取り急ぎ解説しました。
Rakuten Linkをメインの他社スマホで設定する場合、別にもう1枚楽天SIMがあったほうが便利。
※SIMの再発行やeSIM化など行った際に使わなくなった、現在無効のSIMでも構いません。
ログインしたい番号ではない別の楽天モバイルのSIMを端末に挿入しておきましょう。
Rakuten IDをログイン後、楽天回線の電話番号を打ち込み、SMSを送信するという手順なのですが、Ver.2.2.1以降では楽天回線のSIM以外では入力できないようになっています。

まずは、楽天SIMを入れた状態でSMSの認証コードを送信し、認証コードを手に入れましょう。

6桁の認証コードを入力した状況で、下の「確認」ボタンがピンク色になったら、SIMを交換します。
SIM差し替え後、「確認」を押せばログイン可能です。

左はドコモ+Y!mobileのDual SIMで運用しているXperia PRO、右は別のドコモ回線のPixel 3aです。
今回の方法で、Xperia PROのRakuten LinkからPixel 3aへ通話テストもできました。
※すべての端末でこの様に設定できるとは限りませんので、自己責任の上で設定してください。
他社回線SIMを挿したスマホ上で動くRakuten Linkの挙動まとめ!
他社回線SIMのスマホ上でRakuten Linkを利用した場合の挙動をまとめておきます。
動画にもまとめております。
Rakuten Linkからの発信は当然可能。発着信時の番号通知・非通知は?
Rakuten Linkから、電話での発信はできました。

上の写真では、電話番号に対応して「ドコモ回線」「楽天回線」と連絡先に登録しています。
「ドコモ回線」「楽天回線」と表示されている場合は、電話番号を通知されているのと同義です。
Rakuten Linkから発着信する際、Rakuten Linkを利用する端末が、
・Wi-Fiに接続し、かつ、携帯回線が圏外の場合(機内モードを含む)
⇒電話回線の通知不可。「番号非通知」と表示
・携帯回線が圏内の場合(Wi-FiはON/OFF問わない)
⇒電話回線の通知可能。
という挙動となっています。
番号非通知の場合、電話を取らない方も多いので、他社回線でも番号が通知されるのはうれしいですね。
楽天SIMからの発信も可能
Rakuten Linkは同時に2端末設定することはできません。
楽天SIMを挿したスマホ(今回の例ではGalaxy Note10+)から発信する場合も、普通の電話アプリから発信が可能です。
楽天SIMが刺さっているGalaxy Note10+から、ドコモSIMが刺さっているXperia 1への発信は問題なくできました。
楽天回線の電話番号への着信の場合、SIM端末とRakuten Link利用端末のどちらに着信される?
楽天回線の電話番号へ、だれかが電話をかけた場合、
・SIMの刺さっている端末(今回の例ではGalaxy Note10+)
・Rakuten Linkの設定されている端末(Pixel 3a)
のどちらの着信されるでしょうか?
ドコモ回線のXperia 1から電話をかけると…
Rakuten Linkが設定されたPixel 3aに着信がありました。
直前に発信したのがどちらであれ、Rakuten Linkのスマホのほうが優先して着信されるようです。
つまり、Rakuten Linkを他社スマホにインストール・設定すれば、DSDSと同様の挙動で電話ができます。
これは便利。
Wi-Fi接続時も「優先的にLTEに接続される」設定が追加!他社SIMで運用すればさらに安定に通話できるように!?
2021/9/29のアップデートで、Wi-Fi接続時にも優先的にLTEに接続する設定が追加されています。
あまり速度の出ないWi-Fiも案外多いもので、Wi-Fiを利用したRakuten Linkでの通話でLTE接続時より音質が悪くなるケースもあります。
そんなときには、この設定をONにしておけば、快適に電話ができますね!
au回線のローミングが徐々になくなる方向に行くので、楽天回線エリアに不安がある方はドコモやauのSIMをDual SIM運用するなどすると、安定して電話ができると思いますよ!
Rakuten Linkで、シングルSIMもDSDS(Dual SIM)的に利用できる?
Rakuten Linkは他のネットワークに接続されているスマホにも設定できます。
ドコモやauなどキャリアのシングルSIM端末にもインストールすれば、疑似的にDual SIMのように利用ができますね。
キャリアの通話アプリとRakuten Linkでアプリが異なるところだけは少しまどろっこしいですが……。
また、他社スマホに設定できれば、PCに楽天SIMを入れてデータ通信し、電話はスマホで…なんてこともできるかも。
すこし試してみたいと思います!
ぜひ、皆さんも、推奨されている方法ではないのでくれぐれも自己責任で、使ってみてくださいね!
1年間は無料で使えるので、気軽に試せるかもしれませんね!


楽天モバイルを使いこなすなら
楽天モバイルを使いこなすために、レビュー記事を多数掲載しております。
ご参考にしてみてください。
Rakuten UN-LIMIT VIで0円から利用可能。eSIMでも使える

