こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
Galaxy Z Fold4を一足先に使い始めていますが、Galaxy Z Fold3よりさらに使い心地が向上しているのを実感できています。
ひときわ目を見張るのは画面下の「タスクバー」ではありますが、それ以外にも細かい点で改善点が多いです。
個人的には、Galaxy Z Fold4でより「メインディスプレイ⇔カバーディスプレイの行き来が簡単」になった印象です。
Galaxy Z Fold4を買ったら最初に設定しておきたい、便利な機能をまとめていきましょう。
Galaxy Z Fold5 をチェックしよう!!
Galaxy Z Fold4から新搭載の「タスクバー」とマルチタスク機能が便利すぎる!
まずは、Galaxy Z Fold4から新搭載の「タスクバー」を解説しましょう。
▼動画の中でも、詳しく解説しています。
メインディスプレイの画面下に登場した「タスクバー」
画面下にはアプリアイコンが表示される、「タスクバー」表示に対応しています。
中央揃えの表示で、最大8つの固定アプリ+2つの最近使ったアプリが表示されます。
iPadやMacにも似てはいますが、Galaxy Z Fold4では常時表示にも対応しているため、どちらかといえばWindows寄りなのかもしれません。
固定アプリは、ホーム画面での固定アプリがそのままここでも表示されます。
カバー画面のホームアプリでは、この固定アプリのうち左から4つのみが表示される形となります。
固定アプリ以外のアプリは左端のグリッドボタンをタップすると、アプリ一覧が表示されます。
ホーム画面を上にフリックすると出てくる、アプリ一覧と同じです。
つまり、メインディスプレイでは、いちいちホーム画面に戻らなくても、ほかのアプリへ移ることができるようになります。
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3ボタンナビゲーションでは、タスクバーにボタン表示。左右入れ替えも可能
3ボタン ナビゲーションの場合は、ナビゲーションバーの右寄りに3ボタンが表示されますが、ジェスチャーナビゲーションの場合は、バー中央にアプリたちが表示されます。
初期状態では3ボタンナビゲーションになっていましたが、ボタンの順序を変えることも可能。
また、ボタンの位置自体も、右端と左端を選択できます。
3ボタンナビゲーションで、ボタン位置を左にした場合は、アプリグリッドの右側に表示されます。
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長押しで、タスクバーの表示/非表示を切り替え可能!
設定の変更は、設定>ディスプレイ>タスクバー、から変更可能です。
「最近使ったアプリ」の表示のみを消すことも可能です。
ナビゲーションを3ボタンでなく「ジェスチャーナビゲーション」にしている場合も、基本的には常時表示されます。
タスクバーを長押しすれば、非表示への切り替えも可能です。
シーンに応じて、表示・非表示を簡単に設定できるのは便利ですね!
タスクバー最大の魅力は、画面分割・マルチタスクが簡単に使えること!
タスクバーの最大の魅力は、やはりなんといっても画面分割・マルチタスクが簡単に使えるようになったことではないでしょうか。
画面の操作は、下の動画で解説しています(マルチタスクの箇所から再生されます)。
タスクバーから画面の中央のほうにドラッグすると、画面を複数に分割して表示することも可能です。
画面分割は3アプリまで使えます。
画面分割とは別に、Windowsのウインドウと同様な、ポップアップウインドウも表示可能です。
画面中央部にアプリをドラッグしていくと、アプリをポップアップ表示します。
同時にポップアップ表示されるのは4件までで、5件を超える場合には、利用したアプリの古い順に、自動的に左下に最小化されます。
画面分割時にアプリのレイアウトを固定し、境界線の「…」をタップ>☆を選択すると、タスクバーやホーム画面に記憶させておくことができます。
(タスクバーに記憶させる場合は、タスクバーの固定アプリが7つ以下の場合に限ります)
アプリペアのアイコンをタップすると、このレイアウトの状態のアプリが再度表示されるのは非常に便利です。
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画面下から二本指でスワイプすると、簡単に画面分割表示できる「Easy Swiping」
今回のGalaxy Z Fold4では、画面下から2本指でスワイプすると、簡単に分割画面表示ができる「Easy Swiping」機能が搭載されています。
設定>便利な機能の中の「ラボ」に、「スワイプしてポップアップ表示」「スワイプして分割画面表示」という機能があります。
この機能がONになっていれば、二本指での画面下から上方向にスワイプで、簡単に上下分割表示ができます。
画面左端から右方向にスワイプしても、左右分割で表示されます。
画面の四隅から中央方向へななめにスワイプすると、現在表示されているアプリが小さくなり、ポップアップウインドウとして表示できます。
画面の最上部にはバーが表示されています。これをタップして分割マークをタップすることで、簡単に左右分割やポップアップウインドウ表示が可能です。
動作については、下の動画で詳しく説明しています(該当箇所から再生されます)。
分割画面でなくても、1アプリ表示のみでもマルチウインドウメニューを表示可能に!地味に便利
「1つのウインドウでマルチウインドウメニュー」をONにすると、1アプリ表示のみでも、画面上に棒が表示されるようになります。
これがマルチウインドウメニューです。
棒をタップすると、画面分割・ポップアップ表示・閉じるの3つから選択できます。
とくに、「閉じる」を能動的に操作できるのは面白いです。
分割など他のアプリを使いたい場合にも有用。
邪魔になる表示ではないので、ONにしておくといいと思います!
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メイン画面⇔カバー画面の行き来を自由に!「カバー画面で続行するアプリ」、全てのアプリを一斉選択可能に
Galaxy Z Fold4では、閉じたときに操作するカバーディスプレイと、開いた時に操作するメインディスプレイの2画面が利用できます。
カバーディスプレイでアプリを利用している状態で、Galaxy Z Fold4を開くと、自動的にメインディスプレイに利用していたアプリが表示され、引き続き利用できます。
一方、メインディスプレイで利用していたアプリを、Galaxy Z Fold4を閉じても利用し続けられるかというと、事前に設定しておかないと使えません。
ディスプレイ>「カバー画面で続行するアプリ」で、メイン画面からカバー画面に移ったときに使い続けられるアプリを設定できます。
この設定項目、実はGalaxy Z Fold3でもあったのですが、「全てのアプリ」という項目はありませんでした。Galaxy Z Fold4で追加された機能となります。
全てのアプリをチェックすると、全アプリがチェックされます。
カバー画面でもシームレスに続けたい、という方は、一度全アプリをチェックしてから、機能をオフにしたいアプリを個別選択するといいでしょう。
個人的には、この「全てのアプリ」の項目が追加されただけでも劇的に使いやすくなったと思います。
「カバー画面共有」で、ホーム画面の並びをカバー画面・ホーム画面で同じに!
これは、Galaxy Z Fold3でもあった機能です。
カバー画面とメイン画面で同じ画面を表示することができます。
この場合、カバー画面の1枚目と2枚目というように、2枚分がメイン画面に表示されます。
メイン画面利用時のホームアプリは、カバー画面共有にしたほうが表示されるアプリが多く便利です。
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Bixby Routinesを使って、Galaxy Z Fold4をより便利に!
Bixby Routinesは新機能というわけではないですが、Galaxy Z Fold4をより便利に使う上では非常にキーになります。
ぜひ設定して使っていただきたいです。
Bixby Routinesの使い方とできること
Bixby Routinesでは、ルーチン作業など生活パターンを学習してくれる機能です。例えば、
・仕事場につくと通知音をミュートにしてWi-FiをONにする
・車に乗ったら(カーナビのBluetooth接続で)テザリングをONにする
・充電中はAlways On DisplayをONにする
など、様々なことができます。
条件が外れると、自動的に元に戻るため、テザリングしっぱなし、みたいなことにはなりません。
結構便利です。
Bixby Routinesの作動条件
Bixby Routinesの作動条件としては、日時・場所・デバイスの状態・イベント・通話・時計といろいろなレパートリーがあります。