こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
個人的には2020年の「本命」とも思っていた、画面折りたたみスマホ Galaxy Z Fold2がついに手元にやってきました。
正直、興奮が隠し切れません。
Galaxy Z Fold2は、その形状や特徴から万人受けするスマートフォンではありません。
しかし、開封してみると、久しぶりに味わうメカニックなワクワク感がたまらないです。
ガラケー新機種を購入したときのような、いや、それ以上のワクワク感でしょう。
今回はGalaxy Z Fold2のファーストインプレッションとして、この「メカニックなワクワク感」とともに、特殊な形状のGalaxy Z Fold2を便利に使いこなすための設定をまとめておきます。
Galaxy Z Fold 2に隠された「ワクワク感」と独特な操作感に迫る
Galaxy Z Fold2は、箱を開けるときからギミックがたくさん仕込まれており、ワクワクが止まりません。
ここでは、端末をじっくりチェックしながら、他のスマホとは違う感覚を味わっていきましょう。
なお、開封の儀に関しては動画(生放送アーカイブ)のほうで簡単にまとめていますので、気になる方は下の動画をご覧ください。
大きさは、実はそこまで気にならない!Xperia 10 II程度!厚さを妥協できるか

Galaxy Z Fold2は、広げた状態ではiPad miniの画面より若干小さい、ぐらいの大きさではあります。
比較的手のおさまりがいいタブレット、という感じでしょう。
広げた状態で使うと、やはり「ちょっと大きいかな?」という感覚を覚えます。

Galaxy Z Fold 2閉じると、実はXperia 5 IIやXperia 10 IIと大きさはあまり変わりません。
Xperia 10 IIを触ったことある方はわかると思うのですが、手のひらのフィット感が抜群で結構持ちやすいのです。
ディスプレイの大きさはGalaxy Z Fold 2の方が細長いので、ちょっと表示領域も変わりますね。

手の中のフィット感はいいのですが、厚さは倍あります。
ここを慣れることができるかどうか、というところでしょうか。

厚さと一緒に、重さも結構感じます。
ケースなど何もつけずに286g。
最初に持った時に感じる重厚感は、持っている限り手にあじあわせ続けます。
iPhone XS Maxを1年ぐらい使い続けていたときに、ケース入れて250g近くを持つのは手首にしんどい、という感想を抱いていました。
ただ、Galaxy Z Fold2は、そこまで感じないんですよね…
Galaxy Z Fold2をたたんだ状態だと、手の中に入る手ごろな大きさなので、手からはみ出るところが小さい分持ちやすいと感じるのかな?と思います。
理論的にはあまり理解できないですが、少なくとも手首や手のひらは受け入れています。
折り目は多少つき、閉じると若干のすき間がある
開いた状態でパッケージングされていますので、最初に折るときは非常に緊張します。
折りたたむと、謎の高揚感を覚えます。

たたんだ状態で断面を見ると、画面は完全には閉じていないことがわかります。
折りたたまれた2面は、楔形のような、二等辺三角形を描くように折りたたまれていますね。
並行でないのが不思議な感じもします。

開いた状態は、画面が暗め・黒目の表示だと、やはり折り目が残っています。
あえてライトの室内灯の反射を入れてみているのですが、折り目がくっきり見えますね。
これはしかたがないですよね。

画面の背景を白にすると、意外にもあまり折り目は目立たなくなります。
とはいえ、光の反射などでちょっとだけ折り目のクセがついています。
途中の角度でとめられる!動画を見たり写真を撮ったりするときに快適
Galaxy Z Fold 2は、「折りたたんだ状態」「開いた状態」だけではありません。
あいだでも任意の角度で留めることができます。

クラムシェル型のノートPCと同じく、途中でとまります。

折り目の機構の中身はもちろん見ることはできませんが、ディスプレイを見てみると繊細さを感じます。
ディスプレイの端はうまくプロテクトがかかっていて、ほこりなど入りにくい構造になっています。

背表紙側は、折っているときはSamsungのロゴが見えますが、最大まで広げると完全に隠れます。
広げたときの安定している感じがまたいいですね。不安を和らげてくれます。

カバーディスプレイ側で動画を見るときも、スタンド代わりのような形で使えますし……。

写真を撮るときも、映している最中のファインダーの映像と、撮影したプレビュー画像を同時に確認できます。
撮影した小窓の写真をタップして、わざわざ大きくプレビューさせる必要がありません。
カバーディスプレイの25:9は、操作しやすい?
今回のGalaxy Z Fold2で一番変わったといっていいのは、カバーディスプレイかもしれません。
大型化・ベゼルレス化して非常に使いやすくなっています。
比率は24.8:9。Xperiaもびっくりの縦長ですね。

横幅は狭く感じるかもしれませんが、案外使いやすいです。
フリック入力しても、個人的にはGalaxy Note20 Ultraのようなエッジディスプレイの誤タッチよりは、遥かに入力ミスが少ないように思います。
Xperia 5 IIやXperia 10 IIのサイズとそんなに変わらない、と前節でも申しましたが、ホント厚ささえなれれば普通に使えます。
若干重いかな?ぐらいで重さもそこまで違和感なく使い続けられるのはいいかも。

ただ、縦で動画を見ると、さすがに縮尺の関係上かなり小さい動画になります。
電車の中など、限られた環境下であればそんなに問題ないとは思いますが、視力によってはちょっとフラストレーション貯まるかもしれません…