2017/07/2431 Shares

Sonyの新型デジタルペーパーDPT-RP1の使い心地をレビュー。ページ送りや拡縮もサクサク、ビューワーとしても申し分ない出来!

こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。

前回はDPT-RP1の「書き心地」をレビューしましたが、今回は「見る」を焦点に、使い心地をレビューしていきたいと思います。
モノクロ画面、というデメリットはありますが、それさえ除けば申し分ない出来だと感じています。

 
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[2017/07/24更新]DPT-RP1は現在品薄状態が続いています。平日の午前10時頃にソニーストアにアクセスすれば当日出荷分は購入できる可能性があります。出荷状況は随時こちらのページにアップしています。

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ドキュメント・ノート・サイドノートの違い

DPT-RP1を使う重要な要素として、ドキュメント・ノート・サイドノートの構造を理解しておいたほうがいいと思います。

ドキュメント

ドキュメントは、一般のpdfファイルを指します。
基本的に、この端末で扱うことのできるすべてのpdfファイルは「ドキュメント」である、と思えばいいです。

具体的には…

種類 保存場所
Digital Paper Appを通して入れた
一般のpdfファイル
任意(PC側で指定)
PCからDPT-RP1
「印刷」したファイル
「Received」フォルダ

「ドキュメント一覧」で検索すると、後述する「ノート」「サイドノート」も表示されます。
(異なるアイコンで表示されます)

端末単体では、pdfファイルを複製することはできません。
(PCにてDigital Paper Appを操作すれば、コピー・ペーストはできます)
ファイルの削除、ノート・サイドノートの新規作成は、端末内の操作のみで行えます。

ノート

「ノート」は、DPT-RP1の中で新規作成した、テンプレートを用いたpdfファイルです。
特殊な属性がついています。
(pdfファイルに属性がついているので、一度Digital Paperから取り出してまた放り込んでも、「ノート」のまま認識されます。)

端末内のメニューの「ドキュメント一覧」でも、「ノート」や「サイドノート」は含まれます。
ドキュメントとの大きな違いは、ページ送りの操作(フリック)で新規ページを追加できることです(同一フォーマットに限られます)。
既存のページ間に新しいページを加えることもできます(「オプション(・・・)」>「新規ページの挿入」を選択すればできます)

DPT-RP1端末内で新規作成した「ノート」は、「Note」フォルダ内に保存されます。
Digital Paper Appで移動することはできますが、端末のみでフォルダ移動をすることはできません。

サイドノート

「サイドノート」は、「ドキュメント」に1対1で紐づいた「ノート」です。
基本的には「ノート」と扱いは同じですが、「ドキュメント」を開いておけば、「オプション(・・・)」>「サイドノートを開く」で簡単に開くことが出来ます。
保存先は、「Note」フォルダではなく、「ドキュメント」が存在する同じフォルダ内に保存されます。
保存名は、「〇〇〇(ドキュメント名)_Note.pdf」と付きます。

また、「サイドノート」を作れるのは、「ノート」の属性がついていない「ドキュメント」のみです。
「ノート」のサイドノートは作れませんし、「サイドノート」のサイドノートも作れません。
DPT-RP1端末内に「サイドノート」があれば、別フォルダに移動していてもワンタッチで表示されます。

実用的な解像度で、PDFビューワーとしても最適

2つのpdfを用意し、比較してみます。
動作速度は、動画のほうがわかりやすいと思うので、また撮っています。
見てみてください!

縦長のwordファイル

たまたま手元にあったのがHTC U11のプレスリリースのPDFだったので、これを使ってみました。

通常表示(単一ページ表示)

通常に表示させるとこんな感じ。まったく問題なく読めます。

見開き表示

見開き表示の場合はこんな感じになります。

2ページを見開きに1ページ表示させています。
視認性はまったく問題ありません。
めくると、次の3-4ページが表示されます。

4×4ページ表示

通常表示(単一ページ表示)か見開き表示にて、指でピンチアウトさせるような動作をさせると、4×4ページの縮小表示になります。

縮小した1ページを拡大してみると、こんな感じ。

これぐらいであれば、老眼でなければ読めるレベルです。

ちなみに、この表示の場合は、ペンで書きこむことはできません。ペンで触れると、ページが選択され通常表示に戻ります。

ドキュメントを並べて表示

通常表示(単一ページ表示)の「オプション(・・・)」に「ドキュメントを並べて表示」という項目があるので、それを選択します。

このように、左右で独立したビューワーが二つ表示されます。
同じページを開くこともできますし、別のページ(連続していない、左が1ページ目で右が5ページ目)でも大丈夫です。

左右が独立したビューワーなので、片方をピンチアウトすると、縮小3×3ページ表示されます。

縮小した1ページを拡大してみると、こんな感じ。

さすがに、字がつぶれますね…
まあ、このサイズで字を読む人はなかなかいないと思うので。。。

PowerPointスライドのpdf(横向き)の場合

題材は、経済産業省の「新産業構造ビジョン」。
第17回新産業構造部会の配布資料です。379ページ、23MBぐらいある資料で、スライド資料としては比較的重い部類だと思います。


※あくまでも、pdfファイルでないと読み込んでくれないので、pptやpptxファイルをそのままぶち込まないでください。

単一ページ表示

単一ページの場合、横向きページは自動的に横画面に移行して表示されます。

これは、「オプション(・・・)」の項目で「回転」を選べば、縦向きに変えることもできます。

見開き表示

見開き表示の場合は、強制的に縦向き2画面に移行されます。

このページの場合は、横向きに切り替えることはできません。
メニューの項目にも「回転」がないので、どうすることもできません。

ちなみに、枠外に書き込むことはできません。
両方に跨ぐような書き込みをすることもできません。

ここが、紙との差ですね。
メモする内容が多い場合、「サイドノート」を作ることが出来るので、そちらを使うことをお勧めします。
(「オプション(・・・)」に「このファイルのサイドノートを新規作成」という項目があります)

4×4ページ表示

4×4ページ表示は、横向きでの表示になります。

経産省のpptは比較的細かい字が多いのですが、それでもきちんと読めます。

ドキュメントを並べて表示

ドキュメントを並べて表示する場合も、見開き表示と同様強制縦表示されます。横向きにはできません。

枠外に書くことが出来ないのも、同じです。

ピンチアウト動作をさせると、縦向き表示のまま、3×3ページ表示されます。

縮小した1ページを拡大させると、こんな感じ。

まあ、さすがに文字はつぶれかけますが、よくこんなに小さい表示でも見えるなぁと感心してしまいます。

「見る」うえで、便利な機能!

通常ページや並べて表示した場合、ページの一部を簡単に拡大することが出来る!

ブースで触っていた時も、説明員さんが猛プッシュしていた機能なのですが、ページの一部で読みにくい箇所があれば、簡単に拡大することが出来ます。

拡大し、書き込んだ後に再度元の表示をさせても、書き込みはそのまま縮小されて表示します。
結構便利な機能です。

「ドキュメント」ファイルの文字認識された文字は、ハイライト出来る!

pdfファイル内で文字認識されている文字は、ハイライト出来ます。
(テンプレート内に文字を埋め込んでいる場合、ノート内のそのテキスト文字も一応ハイライト出来ます。使うことはないと思いますけど…)

ペンの上側のボタンを押しながら、文字をなぞれば、ハイライト出来ます。
ハイライトは、PC上などカラー端末では、水色で表示されます。
(ハイライトの色は、端末上では変更できません)

書込み・ハイライトページや、☆・✻マークを付けたページは、リストアップしてくれる!

ページ右上の「オプション(・・・)」>「書込み一覧」を選択すると、書き込んだページのみをピックアップして表示してくれます。

テキストをハイライトした箇所も、同様に隣の「ハイライト一覧」を押せばピックアップ表示できます。

ページ右上の虫眼鏡「🔍」マーク>「マーク検索」で、「☆」と「✻」にわけて検索することが出来ます。

こんな感じで、最初のページから検索するか、そのページ以降にするかも選べます。
5秒~10秒かからずに検索終わるので、結構便利です。

文書の閲覧には最適。スライドはあと一歩?

横長表示のスライドで、使い方によって強制縦表示になってしまうのは、ちょっともったいないなぁと思いますが、それ以外は満足です。
非常に使い勝手の良い端末に仕上がっていると思います。

というわけで、次回はPCやクラウドの同期周りを中心に、「外と連携する」ことについてレビューしていきたいと思います。

前回の「書き心地」レビューは下から。

[2017/07/24更新]DPT-RP1は現在品薄状態が続いています。平日の午前10時頃にソニーストアにアクセスすれば当日出荷分は購入できる可能性があります。出荷状況は随時こちらのページにアップしています。

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