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【BOOX Note 10.3 開封レビュー】Google Playストアからアプリも入れられるデジタルペーパー!!

PC・Tablet

こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。

ONYXが放つ2018年の新型デジタルペーパー「BOOX Note 10.3」を購入しましたので、早速開封レビューを行いたいと思います。

2017/5/11(金)22:00より、生放送でBOOX Noteの開封レビューを行いました。
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BOOX Note 10.3, 開封の儀!

BOOX Note 10.3は、日本では2018年5月9日より発売された,Android 6.0.1搭載の新型デジタルペーパーです。

BOOX Note 10.3のスペックと、SKT社販売のものとONYX International社販売のものの違い

スペックは他の記事でも上げていますが、改めて掲載します。
同じ程度の大きさであるDPT-CP1と比較しています。

スペックBOOX NOTEDPT-CP1
大きさ249.5×177.8×6.8mm243.5×174.2×5.9mm
画面サイズ10.3インチ10.3インチ
重さ325g240g
ペンwacom feel対応
Galaxy noteのSペンなど使用可
充電不要
専用ペン
充電必要(充電1回で一ヶ月)
OSAndroid 6.0Android(カスタム)
Wi-Fi2.4GHz2.4GHz,5GHz
RAM2GB非公表(1GB?)
ROM32GB16GB
ポートUSB-CMicro USB, NFC
Bluetooth4.14.2
Google Play
スピーカーステレオ
付属品BOOX NOTE本体、スタイラスペン、USBケーブル、説明書、[ミヤビックス製ディスプレイ保護フィルム※、Anker製ACアダプター、保護ケース※]スタイラスペン、USBケーブル(約1.5m)、替え芯、芯抜き、ご使用になる前に(保証書一体型)

※保護フィルム、ACアダプター、保護ケースは、SKT社(SKTSELECT)が販売するBOOX Noteのみに付属しています。
※保護フィルム、保護ケースは、Onyx International社が発売するBOOX Noteでも、同時購入すれば無料になります。

大きさを比較してみると…

このように、微妙にBOOX Noteのほうが大きいですが、ほとんど変わりません。

スペック自体は、ほぼ同じ大きさのDPT-CP1と比べても、遜色ないスペックです。

BOOX Note 10.3の利点としては、Google Playストア対応ですので、Android対応アプリをインストール、使用できる、というのが一番のアドバンテージです。
ただし、あくまでも電子ペーパー搭載端末ですので、Androidタブレット、というよりは、デジタルペーパーだけどアプリがインストールできる、ぐらいに思っておいたほうがいいです。

今回購入したのは、ONYX International社が販売するBOOX Noteです。
日本代理店であるSKT社が販売するものとの差は、付属品にACアダプタがつくかの差程度で、中身のソフトウェアなどは変わらないと思って大丈夫です。

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BOOX Note 10.3の外箱!

Amazonのラッピングを取ると…

意外とシンプルだなぁ…

と思ったら、これは裏面でした。
表はこんな感じ。

おー。テンション上がりますね!結構かっこいい。

ちなみに、ビニールがキッツキツに貼られているので、はがすのが大変でした…

BOOX Noteを開けますよ!

では、本体を開けていきたいと思います。

おお!本体はiPadと同じ感じでビニールにくるまっています。
これを取り出すと…

付属品が下に入っていますね!
左側の箱に付属品、右側の箱に取扱説明書が入っています。

内容物一覧


中身は、本体の他に、USBケーブル、スタイラスペン、説明書です。
SKT社発売のものは、この他に保護フィルム、ACアダプター、保護ケースが付きます。

保護ケース欲しかったなー。

本体をざっとながめてみると…

本体は非常にシンプルです。

前面は、電子ペーパー画面と、下のハードキーは「戻る」のインターフェースになっています。

上面は、電源ボタンがあるのみ。

下面は、USB Type-C端子があるのみです。

側面には何もありません。
SDカードスロットや、スピーカーは付いていますが音量上下ボタンもありません。

BOOX Note 10.3の初期設定

次に、初期設定を行っていきます。

ブート画面


ブート画面が意外と長くて…
通常使いのときも、一度スリープ→電源OFFになってしまったら、ONするときにブート画面が現れます。
意外と長いのが、DPT-RP1ではなかった煩わしさかも。


ブート処理が続きます。

言語選択画面

ブート処理が終わると、言語選択画面に入ります。


海外輸入組の初期ロットは日本語がなかったらしいのですが、今回購入したロットでは、最初から日本語を選択できました。

スリープ・電源OFF時間の設定

スリープ時間の設定です。

スリープ後はちょっと不安定になりがちなのと、電子ペーパーは画面遷移しない限り画面の電池は消費しないという特性があるので、スリープは「切」でいいかも。

次は、電源OFFの設定です。

私は何も動作しない状態で60分経過後、に設定しました。

最後に、ネットワーク接続時間の設定です。

ずーっとネットに接続しなくてもよいのであれば、短時間でいいのかもしれません。

タイムゾーンの設定


タイムゾーンは「日本標準時」がありますので、設定できます。

日時の設定


日時の設定をします。
「2013年2月」が初期設定だったと思いますが、「2013年」のテキストをタップすると、上のように西暦を選択できます。

以上で完了です!

ホーム画面


ホーム画面全体はこんな感じになっています。
真ん中に、端末に入れたPDF群が表示されています。

通知バー左側、左から、ホーム、戻る、電池残量、Wi-Fiスイッチです。


通知バーの右側ですが、右から、設定、マルチタスクスイッチ、画面リフレッシュモードの切替(A2モードだとリフレッシュ回数減(ゴースト増える))、時刻です。

画面下には機能が並んでいます。

使い方など、詳しくは今後のレビューにてお話します。
お楽しみに!

BOOX Note 10.3を半日使ってみた感想(ファーストインプレッション)

サイズ感はちょうどいい

一年間、A4サイズのDPT-RP1を使ってきたあと、このBOOX Note 10.3を使い始めたわけですが、B5サイズがちょうど心地よいです。

公式ではA5といっていますが、実際には本体はB5大が一番近い表現だと思います。
重さもそんなに重くなく、コンパクトなのでDPT-RP1より軽く感じます。

DPT-CP1も同じB5サイズです。

このように、微妙にBOOX Noteのほうが大きいですが、ほとんど変わりません。

少なくともシステムアップデートまでは、メモは純正アプリを使おう

メモはやっぱり純正アプリが優秀です。
ちゃんと作り込まれてあるので、ちゃんとかけます。

私はOneNote使いなので、OneNoteに直接書きたい!という欲望があります。
ただ、インストールして書いてみると…

5テンポぐらい遅い感じです。
それでも、前情報であげられていた動画に比べれば、まだ早くなっているように感じました。

サードパーティー製アプリのペンの最適化は、今後システムアップデートで対応してくれるとのことですので、アップデートを待つことにしましょう。

dマガジンは、他の端末で一度設定してあれば、普通に使える!?

どういうシステムになっているのかいまいちわからなかったのですが、dマガジンも普通に使えました。
最初の設定のところで、画面上に「Not Found」と出てくるのですが、ページ下に「進む」印があったので続けていくと、勝手にセットアップされました。
dアカウントの設定は特にせずに、アプリを立ち上げてたら反映していたので、もしかするとgoogleアカウントと紐づいてインプットされていた…のかもしれません。

起動直後、スリープ後は結構不安定。また、保存できていないこともあり

タイムアウトで電源OFFやスリープになったあと、復帰直後に文字を書こうとすると認識が悪くなる、という現象がよく出ていました。
また、Noteアプリにメモをとるのですが、Noteアプリに肝心なメモが保存されていないこともままありました。
こまめな保存を習慣づけましょう

Galaxy Note8やGalaxy BookシリーズのSペンが使える!!

BOOX NoteはWACOM Feel IT Technologyという技術を使ったペンタブレットです。
同じ技術を採用しているSamsungのGalaxy Noteシリーズ,Galaxy BookシリーズのSペンも問題なく使えました。

ただし、サイドボタンが消しゴムとして使えないので要注意です。
付属のスタイラスペンでは、ペンの頭が消しゴムの機能になっていますので、画面上の消しゴムアイコンをタップしなくても消すことが出来ます。

ペンの書き心地としては、付属のスタイラスペンより、Sペンで書いたほうが圧倒的に書き心地はいいです。
どのSペンがいいか、という点では、Sペン特集の記事を見ていただければと思いますが…

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これからの成長が楽しみなデジタルペーパー、BOOX Note

PDFやePub書籍など、まだ全て使いこなしたわけではないので新たな発見がかなりありそうな端末ではあります。
これも一種の「中華タブレット」なので、動作に若干の不安定さがある点などは大目に見なければならないところもありますが、日本の代理店SKTやメーカーONYXが今後もシステムアップデートを行っていく旨を正式発表していますので、成長が楽しみなデジタルペーパーだと思います。

(5/9-11に東京ビックサイトにて行われた「モバイル活用展」にて、ONYX社の社長とお話させていただいたときも、シェア拡大とシステムアップデートに尽力する、とおっしゃっていました)

Sonyが発売しているデジタルペーパーDPT-RP1やDPT-CP1も、非常に味がある製品だと思います。
ただ、Androidアプリを用いて、機能を拡張していける、という意味でも、このBOOX Noteは、自分なりのさらなるチューニングが楽しみな製品でもあります。
スマホ時代の新しいデジタルペーパー(紙)じゃないかなぁと思います。

今後も引き続き、レビューを上げていきます。お楽しみに。

日本の代理店であるSKT社が発売する、付属品が充実しているバージョン(ケースやフィルムなどのセットになっているバージョン)は、Amazonなどにて2018/5/11(土)9:00より発売開始されています

マイナーアップデートされた新しいBOOX Note Plusが発売されています。

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Sony デジタルペーパー DPT-RP1,DPT-CP1

DPT-RP1については、開封の儀書き心地使い心地など、いろいろレビュー書いています。
参考にしてみてください。

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