こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
Galaxy S20シリーズはカメラにかなり力が入っています。
スペックシートでは「1億画素」「光学10倍ズーム」(Galaxy S20やGalaxy S20+では「光学3倍」)というように望遠にかなり力を入れた構成になっています。
ただし、結構色味など撮れる画も変わっていて、写真を撮っているとサムスンがアピールしているポイントとは異なるところで、気になるところも。
今回、Galaxy S20 Ultraをじっくり2週間、主にGalaxy Note10+やiPhone 11 Proなどと撮り比べてみました。
いままでのGalaxyシリーズとは異なる、カメラの長所・短所を簡単にレビューしていこうと思います。
※日本で発売されるGalaxy S20やGalaxy S20+とは、カメラの拡大倍率など、少し異なる部分はあります。
ただ、Galaxy S20シリーズの画作り・色味などの傾向は似ていますので、ぜひ参考にしてください。
項目 | Galaxy S20 5G SC-51A (NTTドコモ) | Galaxy S20 5G SC-51A (ahamo) | Galaxy S21 5G SC-51B (NTTドコモ) | Galaxy S21 5G SC-51B (au) |
---|---|---|---|---|
MNP契約 | 57,200円 (▲22,000) | 57,200円 | 99,792円 | 80,010円 (▲22,000) |
新規契約 | 79,200円 +20,000pt還元 (実質59,200円) | 57,200円 | 99,792円 | 91,010円 (▲11,000) |
機種変更 契約変更 | 68,200円 (▲11,000) | 68,200円 | 99,792円 | 102,010円 +5,500円CB (実質96,510円) |
遠くまで、気づけなかった細かいところまで撮れるカメラ
Galaxy S20シリーズは、今までのカメラより「遠くをきれいに撮れるカメラ」に進化しています。
とくにGalaxy S20 Ultraの望遠性能は、すごい!
今回2週間使ってきたGalaxy S20 Ultra
30倍や100倍でも少し荒くなりますが撮影することはできます。
広島県尾道市の尾道水道の風景を、各倍率で撮り比べてみました。

Galaxy S20 Ultra 超広角(0.5倍)

Galaxy S20 Ultra 標準(1倍)

Galaxy S20 Ultra 2倍

Galaxy S20 Ultra 4倍

Galaxy S20 Ultra 光学10倍

Galaxy S20 Ultra 30倍

Galaxy S20 Ultra
30倍より上は結構粗が目立ちますが、10倍までであればきれいに撮れました。
外の風景は本当にきれいに撮れます。
108MPモード(1億画素モード)
Galaxy S20 Ultra
ここの、池のほとりにある木を拡大すると…
こんな感じで、通常モードと1億画素モードで全然見え方が異なるのがわかります。
高繊細の魅力はこういうところに出てきますね。
さらに拡大するとさすがに葉っぱが塗り絵のような描画になり、無限にくっきりきれいに映るわけではありませんが、かなり遠いところでもきれいに映るのはすごいと思います。
マクロ撮影や室内・食べ物の撮影は苦手…
続いては、Galaxy S20 Ultra
桜をマクロで…ピントがなかなか合わない…マクロや暗所では写真を撮りにくい
Galaxy S20 Ultra

Galaxy S20 Ultra マクロ撮影(桜・比較的引き気味)
そこそこ引いた写真であれば、ピントが合った美しい写真が撮れるのですが、ここからさらに寄ると…

Galaxy S20 Ultra マクロ撮影(限界まで寄って撮影)
何枚とってもピントが合わず、上手く撮れません。
とくに春先のサクラの撮影においては、風の強い日も多く、瞬時にピントが合うというのは非常に大事な要素です。
開封レビューの方でも解説しましたが、明暗の環境はあまり関係なくピントが合いにくい印象はあります。
ドアップでマクロ撮影したい場合におすすめなのは、「2倍ズームにして撮影する」という方法です。

Galaxy S20 Ultra マクロ撮影(2倍ズームに合うように寄って撮影)
Galaxy S20シリーズは望遠ズームが光学3倍(Ultraは10倍)のため、2倍で撮影しても標準レンズの画像を切り出して保存されるような形になります。
つまり、1倍で撮っても2倍で撮っても、色味に差はあまりありません。
2倍で撮影したほうが物体からは離れて撮影できるため、ピントもあいやすくなります。
私も撮影してみましたが、ほとんど失敗せず撮ることができました。
ピントが合わずに失敗する…という場合は、2倍ズームでも試してみてください。
※なお、上の写真たちはすべてGalaxy S20 Ultra
AF改善されているという声もありますが、私が撮った限りそこまで修正された感じには思いませんでした。
※Galaxy S20 SC-51Aを店頭で試し撮りしてみましたが、こちらもピントは甘い印象を受けました。
食べ物の写真、AIモードONにすると結構黄色みが乗る

Galaxy S20 Ultra AIモードON(フードモード)

Galaxy S20 Ultra AIモードOFF
食べ物を認識すると、一気に黄色みが乗ります。
上はマグロユッケ(温泉玉子解体前)ですが、どの食べ物でも同じ感じ。
この例だと自然にも見えますが、不自然に乗る場合もあり…

Galaxy S20 Ultra AIモードON(フード)
このケーキ、さくらのケーキで、もともとどちらかというとピンク色をしていました。
黄色が乗ることで、オレンジ色の、ミカンのケーキ?と一瞬錯覚するほどの色に仕上がっています…
被写体によってかなり差が出ますね。
同じ傾向があったのはHUAWEI P30 Proでした。
ただ、HUAWEI P30 ProはAIモードをOFFにすると少しボケ気味の写真になるのに対し、Galaxy S20 Ultra
先ほどのマグロユッケ、Galaxy Note10+ではこんな感じ。

Galaxy Note10+ AIモードON(フード)
Galaxy Note10+はフード認識すると、黄色みが乗るというよりは全体的に明るくなる感じです。
不自然な写真ではないのはいいかなぁと思います。
室内では暗め。食べ物と認識すると皿の周辺がボケやすい
食べ物の中心はきれいですが、周辺のお皿の縁がボケやすいです…

Galaxy S20 Ultra 室内でフード撮影
この傾向がいいのかはよくわからないですが、個人的にはあまり好きではないです…

Galaxy Note10+ 室内でフード撮影
室内で撮影すると、食べ物だけでなく人物の顔も含めて暗めに撮れる傾向にあると思います。
映る世界が広がる、カメラの未来を示すGalaxy S20
いままでスマホが映すことがなかった、光学10倍、デジタル100倍という未来に挑戦したという意味では非常に面白いカメラだと思います。
Galaxy S20やGalaxy S20+では光学3倍、デジタル30倍ですが、30倍の世界をのぞけるというのはなかなか面白いですよね。
望遠レンズをたくさんつけるだけでなく、画素数をあげることによって遠くの見えなかったものをみえるようにする、というアプローチは、今までも行われてきたアプローチではありますが、あえて大きい画素を載せるというのは大胆ですね。
個人的には、色の調整がちょっと…とは思いますが、それでもかなりきれいに撮れています。
ズームなど細かい違いはありますが、Galaxy S20 Ultra
Galaxy S20の展示機とAQUOS R5Gの展示機でも撮り比べてみましたが、やはり色の傾向が違うのがよくわかります。
室内を撮るとAQUOS R5Gのほうが黄色みが出ているのがわかりますね。
個人的には、Galaxy S20のほうが好きです。
私も、AQUOS R5GやGalaxy S20の実機でも比較してみたいと思っています。
入手次第レビューも行っていきますので、お楽しみに!!
その他の操作性・使い勝手に関しては、「【Galaxy S20】Ultraを2週間使って感じた絶妙な使いやすさ!!これは名機かも」でレビューしています。
ぜひご覧ください。
項目 | Galaxy S20 5G SC-51A (NTTドコモ) | Galaxy S20 5G SC-51A (ahamo) | Galaxy S21 5G SC-51B (NTTドコモ) | Galaxy S21 5G SC-51B (au) |
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MNP契約 | 57,200円 (▲22,000) | 57,200円 | 99,792円 | 80,010円 (▲22,000) |
新規契約 | 79,200円 +20,000pt還元 (実質59,200円) | 57,200円 | 99,792円 | 91,010円 (▲11,000) |
機種変更 契約変更 | 68,200円 (▲11,000) | 68,200円 | 99,792円 | 102,010円 +5,500円CB (実質96,510円) |
Galaxy S23・S22・S21シリーズのレビューと価格
Galaxy S23・S23 Ultraを買えるところ
国内版
国内版 | NTTドコモ | au | 楽天モバイル |
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Galaxy S23 Ultra | 256GB:197,670円 (2年返却時 実質99,990円) 512GB:236,500円 (2年返却時 実質119,020円) | 256GB:197,650円 (2年返却時 実質107,410円) 512GB:225,120円 (2年後返却時 実質121,440円) 1TB:253,440円 (2年後返却時 実質138,440円) | ー |
Galaxy S23 | 136,620円 (2年後返却時 実質69,300円) | 136,330円 (2年後返却時 実質77,050円) | 147,700円 |
キャンペーン | 全ての契約で10,000pt還元 +22歳以下は MNP/新規:20,000pt還元 (両方とも512GBは対象外) | MNP:22,000円引 新規:11,000円引 機種変更:16,500円引 | ・3,000pt還元 ・プランセット値引 6,000円 |
購入先 | ドコモオンラインショップ | au Online Shop | 楽天モバイル |

海外版
イオシス・ETOREN・エクスパンシスなどで、価格が公表されています。
イオシスでは、輸入後国内で検品してからの発送となるため、安心して購入したい方にはおすすめ!
モデル | Expansys | ETOREN | イオシス (国内からの発送) |
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Galaxy S23 Ultra | 256GB 165,042円 512GB 181,012円 (Dual 物理SIMモデル) | 256GB 193,000円 (一部カラー213,700円) 512GB 222,100円 (一部カラー245,300円) (Dual 物理SIM+eSIM対応) | 256GB 179.800円 512GB 197,800円 |
Galaxy S23 | 128GB 103,587円 256GB 111,794円 (Dual 物理SIMモデル) | 128GB 126,700円 256GB 138,100円 (Dual 物理SIM+eSIM対応) | 128GB 109.800円 256GB 117,800円 |
Galaxy S23+ | 256GB 131,321円 512GB 148,243円 (Dual 物理SIMモデル) | 256GB 162,200円 512GB 179,700円 (Dual 物理SIM+eSIM対応) | 256GB 139.800円 512GB 157,800円 |
購入先 | Expansys (税込・送料無料) | ETOREN (税込・ 送料別+2,000円) | イオシス (税込・送料別+640円) |


Galaxy S22・S22 Ultraを買えるところ
国内版はNTTドコモと
国内版モデル | NTTドコモ | au |
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Galaxy S22 | SC-51C 127,512円 4/21発売 (MNP/機変/契変 5,500円引) | SCG13 125,030円 4/21発売 (MNP 22,000円引) (新規 11,000円引※) (機変 16,500円CB(~5/11)) |
Galaxy S22 Ultra | SC-52C 183,744円 4/21発売 | SCG14 178,820円 4/21発売 (MNP 22,000円引) (新規 11,000円引※) (機変 16,500円CB) |
詳しくは、Galaxy S22シリーズのまとめ記事で順次更新しています。

国内版モデル | NTTドコモ | au |
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Galaxy S21 5G | SC-51B 99,792円 4/22発売 バイオレット、グレー、ホワイト | |
Galaxy S21+ 5G | - | |
Galaxy S21 Ultra 5G | SC-52B 151,272円 4/22発売 ブラック、シルバー | - |
Galaxy S23 UltraやSペン内蔵スマホのレビュー
Galaxy S23 Ultra・Galaxy S22 Ultraなどを購入し、気になったところやカスタマイズのレビューをしています。
ぜひご参考にしてください。
全体レビュー



Sペンでメモ




Sペンエアアクションでジェスチャーリモコン

カメラ


超急速充電2.0(45W充電)


DeX(PCモード)とカスタマイズ




ケース




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