こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
Galaxy S21 Ultraは、Galaxy Sシリーズとして初めてSペンに対応しています。
ただし、Sペンは内蔵・収納できず、Sペンでメモをしたい方は別売りのSペンを持ち歩く必要があります。
Sペンと、収納できるケースがセットになった純正ケース2種類「Silicone Cover with S Pen」「Smart Clear View Cover With S Pen」が発売されています。
今回は両方購入してみました。
両者の違いや、Sペンの書き心地など、Galaxy Noteシリーズとも比較しながら考察してみます。
国内版モデル | NTTドコモ | au |
---|---|---|
Galaxy S21 5G | SC-51B 99,792円 4/22発売 バイオレット、グレー、ホワイト | |
Galaxy S21+ 5G | - | |
Galaxy S21 Ultra 5G | SC-52B 151,272円 4/22発売 ブラック、シルバー | - |
Galaxy S21 Ultra、Sペン付きの2つのケース
Galaxy S21 Ultraは、Sペンに対応しているものの、Sペンを収納することはできません。
サムスンが発売する、Sペン付き・Sペンの収納場所のついた2つの純正ケースを購入してみました。
Silicone Cover with S Pen

Silicone Cover with S Penは、シリコンケースとSペンがセットになって発売されています。

ペン収納部分は左側に
Silicone Cover with S Penには、本体・Sペンの他に、説明書とペン先も付属されています。

Silicone Cover with S PenはGalaxy S21 Ultra本体の左側にペンの収納スペースがあり、収納部の分だけ横幅が太くなります。

Sペンの収納は溝にはめ込む形式。
しっかりハマります。磁石ではないですが、脱落の心配はほぼないでしょう。
側面も完全ガード

Silicone Cover with S Penの側面はボタン部も含め、しっかりガードされております。
重さと太さは?
Silicone Cover with S Penの重さはSペン付きで45g。Sペンを装着しないと40gです。
スマホ装着時だと、273gと、そこそこの重さになります。

幅が太いと違和感もありますが、Silicone Cover with S Penを装着しても厚みが増えた感じはそれほどせず、常用するとすぐ慣れそう。
国内版モデル | NTTドコモ | au |
---|---|---|
Galaxy S21 5G | SC-51B 99,792円 4/22発売 バイオレット、グレー、ホワイト | |
Galaxy S21+ 5G | - | |
Galaxy S21 Ultra 5G | SC-52B 151,272円 4/22発売 ブラック、シルバー | - |
Smart Clear View Cover with S Pen (手帳型)

続いては、手帳型のSmart Clear View Cover With S Penです。
カバー表面にAntimicrobial Coatingというのが施されており、サラサラと肌触りの良い質感。

Smart Clear View Coverの特徴は、画面を守ってくれる手帳型のカバーに、小窓がついています。
時計や新着の通知など、この小窓から確認できるのがおしゃれで便利。
通知が来ていることは確認できますが、詳細を確認するにはタップした後カバーを開く必要があります。

ペン脱落の心配はなし
また、Smart Clear View Cover With S Penは手帳型カバーの折り返しの部分にペンがついているので、カバンの中に入れて持ち運んでもSペンが脱落しにくいのもいいですね。

Sペン収納部分の硬さや機構はSilicone Coverと同じです。はめこんで固定します。
カメラ部分のワンポイントが素敵
Smart Clear View Cover With S Penのカメラの部分、アラミドっぽい幾何学のデザインがなんともかっこいいです。
ワンポイントなところが素敵。

欠点は重いこと…300g超え

Smart Clear View Cover With S Penの欠点は重いところぐらいでしょうか。
ケース/Sペンのみで93g。スマホ本体も入れると322gとなります。
300g超えは流石にちと辛い、という方もいるかも……。
持ち心地は、横幅が大きいというのも一つありますが、手帳型ということもありSilicon Coverより厚紙2枚分ぐらい厚く感じます。
所有感はすごいですね。大切に扱えそう。
国内版モデル | NTTドコモ | au |
---|---|---|
Galaxy S21 5G | SC-51B 99,792円 4/22発売 バイオレット、グレー、ホワイト | |
Galaxy S21+ 5G | - | |
Galaxy S21 Ultra 5G | SC-52B 151,272円 4/22発売 ブラック、シルバー | - |
純正ケース付属のSペン、書き心地はどう?
Smart Clear View Cover With S Pen・Silicone Cover with S Penと2つの純正ケースに付属しているSペンは、断面が丸みを帯びた正方形、といった感じでしょうか。
Galaxy Noteシリーズに内蔵されていたSペンと比べても少し太く、書きやすい印象があります。

ペン自体は太いですが、ペン先はGalaxy Noteシリーズのペン先と同じです。
実際に書き比べてみましたが、ペン先の書き心地自体は変わらず、ペンの持ち心地が改善された分書きやすくなった、という感じ。
Galaxy S21 UltraのSペンは、Apple PencilやSurfaceペンと比べれば柔らかく、購入直後のサインペンの書き心地に似ています。

書きやすさといえば、STAEDTLERやGalaxy Tab Sシリーズ・LAMY AL-star EMRDigital PenのSペンの方が持ち手が太く書きやすいでしょう。
特に、STAEDTLERやGalaxy Tab Sシリーズのペン先は細めで、筆のような書き心地。
手に衝撃を感じにくく、長時間書いてみても疲れにくいです。
ただ、Galaxy S21 Ultra純正ケースのSペンも、そこそこの太さで画面との衝撃も細いペン先よりも和らいでいて、書きやすい印象を感じます。
実際に書いている様子は、動画でも解説していますので、ご覧ください。
Galaxy S21 Ultraを選ぶか、Galaxy Note20 Ultraを選ぶか…判断基準は?
Sペンが欲しい人にとってみれば、Galaxy S21 UltraかGalaxy Note20 Ultraか、非常に迷うところでしょう。

不意にペンでメモが取りたくなったり、別途ペンを持ち歩きたくなかったり、という場合は、Galaxy Note20 Ultraを選ぶといいでしょう。
ペンが内蔵できるのは非常に大きなメリットです。いつでもどこでもメモが取れます。
Sペンを使うタイミングが限られている(あらかじめセッティングされた会議・取材など)という方や、シーンによってケースを付け替えて持ち運ぶ方、横幅が厚くてもそんなに気にならない方は、Galaxy S21 Ultraがいいでしょう。
Sペンは左側に収納されるので、ケースに入れて持ち運ぶ右利きの方は、Sペンを取り出す際に左手を使わないといけず、右手で取り出しからメモ開始までを完結できない可能性があります。
若干の取り回しの悪さを感じますが、ペンの持ち手が太く書きやすいため、書き心地を重視したい方におすすめです。
ただ、本当に書き心地を重視したいなら、LAMY AL-star EMRDigital PenやSTAEDTLERのSペンを購入して利用することをお勧めします。
(STAEDTLERのSペンは書き心地いいですが、持ち手の部分にボタンがありません。ご注意ください)
シーンによって向き不向きはありますが、Galaxy S21 Ultraを手帳として使いたい、という方にとってみると、特にSmart Clear View Cover With S Penは非常に使い勝手いいと思います。
ぜひ、Galaxy S21 Ultraを購入する際には、一緒に買ってみて欲しいです。
Galaxy S21 UltraとGalaxy Note20 Ultraのスマホ本体のSペンの書き心地や機能の違いについては、動画でまとめています。
国内版モデル | NTTドコモ | au |
---|---|---|
Galaxy S21 5G | SC-51B 99,792円 4/22発売 バイオレット、グレー、ホワイト | |
Galaxy S21+ 5G | - |