こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
Galaxyの最新モデル、Galaxy S21 5G。
特にGalaxy S21シリーズの中で、Galaxy S21 Ultra 5Gが突出した魅力を放っているように思えますが、Galaxy S21 5Gも負けていません。
6.2インチと比較的小柄なボディですが、手のひらに収まる全部入り。
スペックも申し分なく、サクサクです。
Galaxy S21 5Gは、この完成度でドコモ版の定価は99,792円(税込)と、10万円を下回り、ハイエンド端末の中でも非常に魅力があります。
今回は、Galaxy S21 5Gの、Galaxy S21 Ultra 5Gとの違いや、どんな人におすすめかレビューしていきたいと思います。
国内版モデル | NTTドコモ | au |
---|---|---|
Galaxy S21 5G | SC-51B 99,792円 4/22発売 バイオレット、グレー、ホワイト | |
Galaxy S21+ 5G | - | |
Galaxy S21 Ultra 5G | SC-52B 151,272円 4/22発売 ブラック、シルバー | - |
小さすぎないコンパクトさ。手におさまるハイエンド「Galaxy S21」の魅力

なんといっても、まずはGalaxy S21 5Gの「小さいハイエンド」6.2インチのボディに詰まった魅力をご紹介しましょう。
Galaxy S21 Ultraより一回り小さく、軽い。手首に負担がかからない

Galaxy S21 Ultra 5Gの重厚感とは逆で、似たデザインなのにGalaxy S21 5Gはポップな印象を受けます。
大きさも一回り小さく、カメラの存在感も小さめ。
そして、軽い!Galaxy S21 5Gは171g。
Galaxy S21 Ultraの228gよりもだいぶ軽く、200gをだいぶ下回り手首の負担も軽いですね。
背面は、Galaxy S21 5Gはプラスチック製、Galaxy S21 Ultra 5Gはガラス製(Gorilla Glass Victus)となっていますが、質感の差を感じさせない仕上げとなっています。
画面の差は、大きさとエッジ

Galaxy S21 5GとGalaxy S21 Ultra 5Gの違いとして、一番わかりやすいのは画面でしょう。
6.2インチというコンパクトなボディは、ちょうど手にすっぽり入る大きさ。
画面のきれいさなどは変わらず、120Hzのリフレッシュレートにも対応しているのもあり、「動き」を魅せるのにはうまい印象です。
画面側は両者とも、Gorilla Glass Victusを採用されており、耐衝撃にもかなり強くなっています。

もう一つの画面の違いは、フラットディスプレイかどうか、という点です。
Galaxy S21 5Gは、今回エッジもフラットになっています。
一方、Galaxy S21 Ultra 5Gは、昨年同様のエッジディスプレイ。エッジの表示域も少しカーブしています。
エッジディスプレイとはいえ、Galaxy Note20 Ultraほどの大きいカーブではなく、実用上はそこまで使いにくさは感じません。
とはいえ、個人的にはフラットディスプレイのGalaxy S21 5Gのほうが、うれしいなぁと感じています。
国内版モデル | NTTドコモ | au |
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Galaxy S21 5G | SC-51B 99,792円 4/22発売 バイオレット、グレー、ホワイト | |
Galaxy S21+ 5G | - | |
Galaxy S21 Ultra 5G | SC-52B 151,272円 4/22発売 ブラック、シルバー | - |
Galaxy S21とGalaxy S21 Ultra、スペック・動作の違いは?
続いては、Galaxy S21 5GとGalaxy S21 Ultra 5Gの違いを、スペック・動作の点で見ていきましょう。
Galaxy S21シリーズのスペック
Galaxy S21シリーズの国内でのラインナップは以下のとおり。
Galaxy S21 (ドコモ/au) | Galaxy S21+ (au) | Galaxy S21 Ultra (ドコモ) | |
---|---|---|---|
画面 | 6.2インチ フラットディスプレイ 120Hz | 6.7インチ フラットディスプレイ 120Hz | 6.8インチ エッジディスプレイ 120Hz |
サイズ | 151.7×71.2×7.9mm 171g | 161.4×75.6×7.8mm 202g | 165.1×75.6×8.9mm 228g |
CPU | Snapdragon 888 | Snapdragon 888 | Snapdragon 888 |
RAM | 8GB | 8GB | 12GB |
ROM | 256GB | 256GB | 256GB |
電池 | 4,000mAh 25W急速充電 15W急速ワイヤレス (パワーシェア対応) | 4,800mAh 25W急速充電 15W急速ワイヤレス (パワーシェア対応) | 5,000mAh 25W急速充電 15W急速ワイヤレス (パワーシェア対応) |
メインカメラ | 標準12MP(f/1.8) +望遠64MP(f/2.0) +超広角12MP(f/2.2) | 標準12MP(f/1.8) +望遠64MP(f/2.0) +超広角12MP(f/2.2) | 標準108MP(f/1.8) +望遠3倍10MP(f/2.4) +望遠10倍10MP(f/4.9) (ペリスコープ) +超広角12MP(f/2.2) |
フロントカメラ | 10MP(f/2.2) | 10MP(f/2.2) | 40MP(f/2.2) |
防水防塵 | IP68 | IP68 | IP68 |
接続 | 5G(Sub-6) Wi-Fi 6 | 5G(Sub-6) Wi-Fi 6 UWB Tracking | 5G(Sub-6/ミリ波) Wi-Fi 6E UWB Tracking |
おサイフケータイ | 〇 | 〇 | 〇 |
Sペン対応 | ✕ | ✕ | 〇(ペンは別売り) |
色 | Phantom White, Phoantom Gray, Phantom Violet | Phantom Violet, Phoantom Silver | Phantom Black, Phoantom Silver |
昨年のGalaxy S20シリーズよりパワーアップしたのが、CPUは最新鋭のSnapdragon 888にパワーアップ。
ストレージ容量も256GBと、倍増しています。
Galaxy S21 5Gの場合、それ以外の改善点はありません。
(メモリがS20に比べ12GB→8GBと減っています)
Galaxy S21 Ultra 5Gは、昨年と取り扱いキャリアが異なります(au→NTTドコモ)。
また、新たにSペンに対応、おサイフケータイにも対応と、日本国内でも使いやすくなっています。
カメラもかなりパワーアップしていますが、次の章で詳しくご紹介します。
ベンチマーク測定結果
いつも通り、ベンチマーク測定結果をご紹介します。
先日アップデートされた最新のAntutu v9と、GeekBench 5での測定結果を比べると以下のとおり。
機種 | CPU・メモリ | 価格 | Antutu v9 | Geekbench 5 |
---|---|---|---|---|
Galaxy S21 5G SO-51B | Snapdragon 888 / 8GB | 99,792円 | 671240 | S 1013 M 3090 |
Galaxy S21 Ultra 5G (香港版) | Snapdragon 888 / 16GB | 151,272円 | 723103 | S 1106 M 3057 |
AQUOS R6 | Snapdragon 888 / 12GB | 115,632円 | 746071 | S 1124 M 3466 |
Galaxy Note20 Ultra 5G (香港版) | Snapdragon 865+ / 12GB | 145,728円 | 630364 | S 957 M 3221 |
Xperia PRO | Snapdragon 865 / 12GB | 249,800円 | 641157 | S 907 M 3148 |
Xperia 1 II SO-51A | Snapdragon 865 / 8GB | 118,800円 | 640051 | S 895 M 3244 |
(iPhone 12 mini) | (A14) | (82,280) | (569830) (v8) | S 1590 M4120 |
Galaxy S21 5Gは、2020年秋のハイエンドであるGalaxy Note20 UltraよりもAntutuスコアの高い67万点をたたき出しています。
さすがにGalaxy S21 Ultra 5Gに比べれば少し下がる結果にはなっていますが、十分快適に使えることは間違いなさそう。
私も2週間いろいろいじっていますが、非常に快適に使えています。
国内版モデル | NTTドコモ | au |
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Galaxy S21 5G | SC-51B 99,792円 4/22発売 バイオレット、グレー、ホワイト | |
Galaxy S21+ 5G | - | |
Galaxy S21 Ultra 5G | SC-52B 151,272円 4/22発売 ブラック、シルバー | - |
Sペンが使えるのはGalaxy S21 Ultraの利点。ただし、Sペンは別に持ち歩く必要あり

Galaxy S21 Ultra 5Gは、Sシリーズ初のSペン対応機種となりました。
ペンで大画面に絵やメモを書きたい方には、非常に最適です。
Sペンについては、詳しくは「Galaxy S21 Ultraを使い始めて感動した5つのポイント」の記事にて解説しています。
ただし、Galaxy S21 Ultra 5GにはSペン収納口はないので、別に持ち歩く必要があります。
日本ではSペン付きの純正カバーは出ていません。
本体に装着したい場合は、海外から購入する必要があります。
一番気になるカメラの違いは?望遠も結構健闘しているGalaxy S21 5G
Galaxy S21 Ultra 5GとGalaxy S21 5Gの差として一番気になるのがカメラの違いです。
カメラの仕様
Galaxy S21 5GとGalaxy S21 Ultra 5Gのカメラの仕様は以下のような差があります。

Galaxy S21 Ultra 5Gは、今回光学3倍相当と光学10倍相当の2つの望遠レンズを積んでいます。
望遠性能が大きく改善され、スペースズームで最大100倍まで撮影可能です。
実用範囲は、0.6倍~30倍ぐらいまで。
Galaxy S21とGalaxy S21+は同じ仕様となっていて、標準カメラは12MP、望遠カメラは64MPとなっています。
スペースズームで最大30倍まで撮影でき、実用範囲は10倍ぐらいまででしょうか。
実際に外の風景で比較してみる
では、実際に外の景色で比較してみましょう。
1倍で比較すると、若干Galaxy S21 Ultra 5Gのほうが緑色に寄っている感じもします。
両者とも望遠レンズは「3倍」の仕様となっています。
望遠10倍でとってみるとこんな感じ。
細かい描写は、やはりペリスコープレンズを積んでいるGalaxy S21 Ultra 5Gがうまいのは明らかです。
ただ、Galaxy S21 5Gも結構頑張っている印象あります。拡大しなければ、10倍ぐらいまでなら実用範囲に入りそう。
「フォーカスエンハンサー機能」使えるのはGalaxy S21 Ultraのみ。食事モードへは簡単に移行可能
Galaxy S21 Ultra 5Gには「フォーカスエンハンサー」という機能があります。

過度に背景がボケるのを防止するために、1.0~1.9倍で撮影する場合、被写体を認識すると「フォーカスエンハンサー」機能がオンになります。
通常は標準レンズで撮影するところを、超広角レンズで撮影し、背景の過度なボケを防ぎます。
若干のざらざら感が出る場合もあるのですが、結構便利な機能です。
(右下の黄色いボタンを押せば、フォーカスエンハンサーをOFFにすることもできます)
Galaxy S21 5Gの標準カメラは、フォーカスエンハンサー機能がなくても背景が適度なボケ感で撮影できるのでいいですね。
なお、食事を認識すると「食事モードを使用」というボタンも現れます。
これはGalaxy S21 5Gでも利用できるので、モードを「その他>食事」と何回もタップすることなく、ワンタップで食事モードを使えるのは非常に便利。
若干画角が違っているのは申し訳ないですが、食事モードではボケエリアと焦点合わせるエリアを選択できるので、ボケエリアは標準モードよりよりボケてくれていると思います。
(まあ、そこまでの差はない感じもしますが…)
その他の屋内の写真も一枚。
とあるケーキ屋さんでの1枚ですが、食事認識はされていなかったと思います。
色の感じは、やはり少しだけGalaxy S21 Ultra 5Gのほうが緑が強そうな感じがしなくもないです。
とはいえ、Galaxy S21 5Gも、極端に望遠の環境で撮影するのでなければ、全く問題なく、きれいに撮影ができます。
国内版モデル | NTTドコモ | au |
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Galaxy S21 5G | SC-51B 99,792円 4/22発売 バイオレット、グレー、ホワイト | |
Galaxy S21+ 5G | - | |
Galaxy S21 Ultra 5G | SC-52B 151,272円 4/22発売 ブラック、シルバー | - |
軽い・コンパクトで使いやすい方がいいなら、Galaxy S21がおすすめ!
Galaxy S21 5GとGalaxy S21 Ultra 5Gで迷っている…という方も多いと思います。
・軽さ・小ささ(6.2インチ、170gの軽さ)
・価格の安さ(10万円を切る価格で高性能モデルを購入できる)
はGalaxy S21 5Gのほうが優れている点かと思います。
Galaxy S21 Ultra 5Gを選ぶべき人は、
「望遠10倍以上のズームをよく撮る人(旅行に行くときなど)」
「Sペンを使いたい人」
「画面が大きくないとつらい人」
で、それ以外であればGalaxy S21 5Gでも十分に使えるでしょう。
スマホのサクサク動作やストレージ容量などはまったく変わりません。
ぜひ、Galaxy S21 5Gも使ってみていただきたいです。
Galaxy S23・S22・S21シリーズのレビューと価格
Galaxy S23・S23 Ultraを買えるところ
国内版
国内版 | NTTドコモ | au | 楽天モバイル |
---|---|---|---|
Galaxy S23 Ultra | 256GB:197,670円 (2年返却時 実質99,990円) 512GB:236,500円 (2年返却時 実質119,020円) | 256GB:197,650円 (2年返却時 実質107,410円) 512GB:225,120円 (2年後返却時 実質121,440円) 1TB:253,440円 (2年後返却時 実質138,440円) | ー |
Galaxy S23 | 136,620円 (2年後返却時 実質69,300円) | 136,330円 (2年後返却時 実質77,050円) | 147,700円 |
キャンペーン | 全ての契約で10,000pt還元 +22歳以下は MNP/新規:20,000pt還元 (両方とも512GBは対象外) | MNP:22,000円引 新規:11,000円引 機種変更:16,500円引 | ・3,000pt還元 ・プランセット値引 6,000円 |
購入先 | ドコモオンラインショップ | au Online Shop | 楽天モバイル |

海外版
イオシス・ETOREN・エクスパンシスなどで、価格が公表されています。
イオシスでは、輸入後国内で検品してからの発送となるため、安心して購入したい方にはおすすめ!
モデル | Expansys | ETOREN | イオシス (国内からの発送) |
---|---|---|---|
Galaxy S23 Ultra | 256GB 165,042円 512GB 181,012円 (Dual 物理SIMモデル) | 256GB 193,000円 (一部カラー213,700円) 512GB 222,100円 (一部カラー245,300円) (Dual 物理SIM+eSIM対応) | 256GB 179.800円 512GB 197,800円 |
Galaxy S23 | 128GB 103,587円 256GB 111,794円 (Dual 物理SIMモデル) | 128GB 126,700円 256GB 138,100円 (Dual 物理SIM+eSIM対応) | 128GB 109.800円 256GB 117,800円 |
Galaxy S23+ | 256GB 131,321円 512GB 148,243円 (Dual 物理SIMモデル) | 256GB 162,200円 512GB 179,700円 (Dual 物理SIM+eSIM対応) | 256GB 139.800円 512GB 157,800円 |
購入先 | Expansys (税込・送料無料) | ETOREN (税込・ 送料別+2,000円) | イオシス (税込・送料別+640円) |


Galaxy S22・S22 Ultraを買えるところ
国内版はNTTドコモと
国内版モデル | NTTドコモ | au |
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Galaxy S22 | SC-51C 127,512円 4/21発売 (MNP/機変/契変 5,500円引) | SCG13 125,030円 4/21発売 (MNP 22,000円引) (新規 11,000円引※) (機変 16,500円CB(~5/11)) |
Galaxy S22 Ultra | SC-52C 183,744円 4/21発売 | SCG14 178,820円 4/21発売 (MNP 22,000円引) (新規 11,000円引※) (機変 16,500円CB) |
詳しくは、Galaxy S22シリーズのまとめ記事で順次更新しています。

国内版モデル | NTTドコモ | au |
---|---|---|
Galaxy S21 5G | SC-51B 99,792円 4/22発売 バイオレット、グレー、ホワイト | |
Galaxy S21+ 5G | - | |
Galaxy S21 Ultra 5G | SC-52B 151,272円 4/22発売 ブラック、シルバー | - |
Galaxy S23 UltraやSペン内蔵スマホのレビュー
Galaxy S23 Ultra・Galaxy S22 Ultraなどを購入し、気になったところやカスタマイズのレビューをしています。
ぜひご参考にしてください。
全体レビュー



Sペンでメモ




Sペンエアアクションでジェスチャーリモコン

カメラ


超急速充電2.0(45W充電)


DeX(PCモード)とカスタマイズ




ケース




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