こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
Xperia 1 V・Xperia 1 IVやXperia 5 IVのウリの一つが「ライブ配信機能」の充実です。
動画撮影アプリである「Video Pro」や、外部カメラの映像を表示できる「外部モニター」アプリにはストリーミングモードが搭載され、YouTubeアカウントやRTMPでの設定で気軽に配信できます。
また、ゲームエンハンサー機能でも生配信できる機能が搭載されています。
ただ、特にVideo Proで配信をする場合、注意してほしいのは高温です。
ライブ配信はカメラの処理とストリーミングの送出でかなり熱くなります。
Xperia PRO-Iでは「撮影持続モード」(高温持続モード・エンデュランスモード)はBluetoothシューティンググリップ利用時にONになり、端末が熱くてもある程度撮影を持続することができます。
ただ、Xperia 1 V・Xperia 1 IVやXperia 5 IVは、ライブストリーミングがウリの割には「撮影持続モード」が一部キャリア版のみ搭載されておらず、高温で配信が自動停止する可能性があります。
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Xperia 1 IVには、待望の「ライブ配信機能」が搭載される!
Xperia 1 IVには、「Video Pro」や「外部モニターアプリ」にライブストリーミングモードが搭載され、YouTubeやRTMPでの配信が可能な媒体であれば、生配信の送出が可能です。

Video Proは、設定>Networkのストリーミング設定から
Videography Proは、Xperia 1 IVやXperia PRO-Iの動画撮影アプリです。
設定(Settings)>Networkから、ストリーミング設定を設定可能です。

接続は、YouTubeアカウントかRTMP URLを選択できます。
・YouTubeアカウントの場合は、Googleアカウントを選択すると、配信内容を作成できます。
ただし、Video Pro旧バージョンを搭載しているXperia 1 IV・Xperia 5 IVでは、「ブランドアカウント」にてYouTubeを運用している方は、うまく読み込めないため、後述のRTMPを使ってください。
・RTMPは、URLとストリーミングキーで接続するモードです。
YouTubeの場合、URLはrtmp://x.rtmp.youtube.com/live2、ストリーミングキーは4桁×5の文字列です。
チャンネル登録者1000人を満たないチャンネルでも、RTMPを使ってスマホから配信できます。

Xperia 1 Vでは、YouTubeの「ブランドアカウント」からのログイン・配信も可能に!配信中にVideo Proからチャットも確認できる!
Video Proでは、Xperia 1 IVからライブストリーミング配信に対応していますが、Xperia 1 VにてYouTubeのブランドアカウントでのログインに対応しました。
YouTubeのログイン画面では、以下のようにブラウザ経由でのログインとなります。

この画面、Xperia 1 IVではGame Enhancerアプリのライブ配信でしか出てこなかったのですが、Xperia 1 VではVideo Pro・外部モニターアプリの両方でライブ配信設定時に出てきます。
タップすると、ブラウザにてGoogleアカウントのどのブランドを使うか選択できます。

ブランドアカウントでYouTubeチャンネルを運用している方は多いでしょう。
Video Proでライブ配信できる機会が増えたような気がします。
また、Video ProではYouTube Live配信中のチャットも表示できます。
チャット表示できるのはVideo Proのストリーミング配信のみで、外部モニターアプリのほうはチャット表示に対応していません。

今までは、Xperia PRO-Iでライブ配信しながら、チャット読み専用にもう一台スマホを握りしめていました。
実際に外でテスト配信してみましたが、1台でライブ配信しながらチャットが読めるのは非常に便利です。
通信環境は大事です。
サンプル機はSIMを挿せないのでWi-Fiルーターやテザリングでテストしてみたのですが、街歩き配信では結構映像がガビガビになりがちでした。
(これは、どちらかというとXperiaよりは通信回線側の問題ですが…家のWi-Fiでは何の問題もなくできました)

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「外部モニター」アプリからも同様に配信可能
外部モニターアプリでも同様にRTMPかYouTubeアカウントを設定して配信できます。
Video Proと設定は共有されていないので、それぞれに入力が必要です。

設定>ストリーミング設定、から、RTMPかYouTubeアカウントの設定を入力します。

左下のモード>ストリーミングモードを選択します。

あとは、右下のライブ配信マークを押して、配信を開始します。
左上に「Streaming」という緑色のマークと縁取りが現れます。
発熱の強い味方「撮影持続モード」、一部キャリア版Xperia 1 IVには搭載なし…ソフトバンク版・楽天版Xperia 5 IVには搭載!
カメラを長時間起動すると、発熱により動作が鈍くなる場合が多々あります。
この時のために、最初にBluetoothシューティンググリップとのリンクに対応したXperia PRO-Iでは「撮影持続モード」というモードが搭載されました。
「撮影持続モード」とは
撮影持続モードとは、Bluetoothリモコン接続中の身に使えるモードです。
Xperia PRO-Iで搭載されています。

Video ProやPhoto Proの「Bluetoothリモコン」の設定の中で、ON/OFFの切り替えが可能です。

Bluetoothシューティンググリップなどのリモコンを接続中であれば、パフォーマンスを維持しより長い時間カメラを利用できる機能です。
NTTドコモ版・au版には搭載されず…

NTTドコモ版Xperia 1 IVには、この「撮影持続モード」が搭載されていません。
Video Proの「Bluetoothリモコン」の項目を見てみても、「撮影持続モード」の文字はなし。
Xperia PRO-Iと比べて、動画撮影時でも高温で止まる回数が多いのが気になっていたのですが、おそらく「撮影持続モード」がなかったためです。
Xperia 1 Vも、ドコモ版・au版では「撮影持続モード」が搭載されていませんでした(先行貸出機・展示機では)。
ライブ配信がウリのXperia 1 IV、ドコモ版で実際に配信してみると、熱のおかげで数分で自動終了してしまう…Xperia 1 Vではどう?
6/3(金)夜の生放送中に、1080p 30fps(画質Medium)にてVideo Proから配信テストをしてみたところ、8分程度で止まってしまいました。
クーラーをかけた涼しい部屋での配信です。
その後も端末を冷ましてから配信しても、10分経たずに配信終了します。
このシーンでは生配信でXperia 1 IVの実機レビューをしていたため、Video Proのカメラ機能を紹介していたりして比較的前後でも端末を触っており、端末が熱くなっていたのは事実。
翌朝、よく冷ました状態からもう一度ライブ配信テストしてみましたが、それでも15分程度で止まってしまいました。
ライブ配信って、だいたい1時間ぐらいは行う方が多いですよね。
動画撮影であれば、高熱になれば細切れに撮影する、という手法が取れます。
生配信の場合、視聴者もリアルタイムで見ているので、なかなかそういうわけにはいかないと思います。
生配信できるという機能は非常に便利なんですが、実運用はちょっときつそう。
なお、「外部モニター」アプリからも配信テストしてみると、こちらは30分以上配信可能でした。
カメラの処理がない分、発熱に余裕があるのかもしれません。
Xperia 1 Vでは、先行してお借りしたドコモ版(「撮影持続モード」非搭載)でもテストしていますが、一応1時間弱程度配信継続できました。

1080p 30fps 生配信テスト | Xperia 1 V | Xperia 1 IV |
高温注意・機能制限 | 13分22秒 | 2分27秒 |
撮影終了 | 56分14秒 | 6分27秒 |
Xperia 1 IVと比較すると、10倍弱の時間配信ができたので、撮影持続モードがなくても生配信は耐えられる感じになっています。
ただ、高温注意の機能制限が出ると、fpsが下がりカクカクの動画となるので、できれば機能制限なく配信したいところ。
録画では長時間4K録画できますが、ライブ配信の場合はできれば撮影持続モードを使いたいですね……。
外でのライブ配信では、30分近く配信できました
Xperia 1 IVにて、外でもライブ配信してみました。
尾道市街を船→徒歩で練り歩く配信をしてみています。
当日の天気は晴天で、尾道の気温は23℃。
涼しい風が吹いているおかげで端末も冷えながらの配信だったのが功を奏したのか、27分ライブ配信できました。
(27分ちょっと経過後に熱で配信が自動終了されました)
回線はNTTドコモの5Gギガホ プレミアを使用しています。
ソフトバンク版Xperia 1 VやXperia 5 IVは「撮影持続モード」搭載!楽天モバイル版Xperia 5 IVや、SIMフリー版Xperia 1 IVでも利用可能

先日、ソニーマーケティング株式会社よりXperia 5 IVをお借りしレビューしました。
その際確認したところ、「撮影持続モード」が搭載されていました。
キャリア版Xperiaの中でも、ソフトバンク版や楽天モバイル版など、一部キャリアは「撮影持続モード」に対応しているようです。
Xperia 1 Vでも、ソフトバンク版はオンライン取扱説明書に「撮影持続モード」の注意点の記載があります。

「撮影持続モード」搭載Xperiaなら、2時間以上配信可能
Xperia 5 IVのVideo Proで「撮影持続モード」をONにし、室温27℃の環境下において、4K 30fps長時間録画テストをしてみました。
高温注意マークは20分ぐらいで出てきたものの、その後なんと2時間以上過ぎても配信継続できていました。
長時間の録画や、生放送など行いたいと考えている方は、「撮影持続モード」に対応したXperiaを購入することをお勧めします。
Xperia 5 Vの詳細や購入は公式サイトから
生配信が目当てなら、ソフトバンク版・楽天モバイル版・SIMフリーモデルのXperiaが満足できるかも…
カメラに焦点を当てたXperia PRO-Iや、通信に力が入るXperia PROでは、放熱環境がしっかりしています。
Xperia 1 IVに搭載されている生配信機能は、Xperia PRO-Iのほうにもアップデートで公式に機能追加されています。
Xperia PRO-Iや、Xperia 1 V・Xperia 1 IVやXperia 5 IVのソフトバンク・楽天モバイル版、ソニーストアのSIMフリーモデルを使うのが、最も最適な方法かもしれません。
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Xperia 5 V・Xperia 1 Vの価格・レビューまとめ
※Xperia 1 V・Xperia 5 IV・Xperia 1 IV・Xperia 5 III・Xperia 1 III・Xperia 5 II・Xperia PRO-IはDual SIM+おサイフケータイ(FeliCa)搭載のSIMフリー版として、ソニーストアで国内発売されています。
Xperia 5 Vも、ソニーストアにて先行予約購入受付中、10月27日より発売されます。
Xperia 5 V・Xperia 1 VとXperia 5 IV・Xperia PRO-Iの価格
Xperia 5 V(6.1インチ, 21:9)
Xperia 5 V | メーカー版 (ソニーストア) [8GB/256GB] | NTTドコモ [8GB/128GB] | au [8GB/128GB] | 楽天モバイル [8GB/128GB] |
---|---|---|---|---|
MNP | Xperia 5 V 139,700円 | 151,690円 (実質81,730円) | 121,000円 (▲22,000) (実質57,810円) | 152,400円 (実質79,500円) +最大9,000pt還元 |
新規 | 151,690円 (実質81,730円) | 132,000円 (▲11,000) (実質68,810円) | 152,400円 (実質79,500円) +最大9,000pt還元 | |
機種変更 | 151,690円 (実質81,730円) | 137,500円 (▲5,500) (実質74,310円) | 152,400円 (実質79,500円) | |
キャンペーン | 10,000円CB 対象のヘッドホンユーザーは さらに+10,000円CB | イヤホンか純正ケースを セットで購入でキャッシュバック | 予約購入でPonta 18,000ポイント還元 | 予約購入で10,000ポイント還元 |
発売ページ | ソニーストア [予約購入受付中 10/27発売] | ドコモオンライン ショップ [10/13発売] | au Online Shop [10/13発売] | 楽天モバイル [10/13発売] |
Xperia 1 V(6.5インチ, 21:9)
Xperia 1 V | メーカー版 (ソニーストア) [16GB/512GB] | NTTドコモ [12GB/256GB] | au [12GB/256GB] | ソフトバンク [12GB/256GB] |
---|---|---|---|---|
MNP | Xperia 1 V 194,700円 | 218,680円 (実質122,320円) | 188,240円 (▲22,000) (実質104,960円) | 176,016円 (▲21,984) (実質86,016円) |
新規 | 218,680円 (実質122,320円) | 188,240円 (▲22,000) (実質104,960円) | 198,000円 (実質108,000円) ※22歳以下は U22Web割(▲21,984円) | |
機種変更 | 218,680円 (実質122,320円) | 193,740円 (▲16,500) (実質110,460円) | 198,000円 (実質108,000円) | |
キャンペーン | LinkBudsか純正ケースを セットで購入でキャッシュバック | 予約購入でPonta 10,000ポイントプレゼント | Xperia Stream同梱 | |
発売ページ | ソニーストア [7/14発売] | ドコモオンライン ショップ [6/16発売] | au Online Shop [6/16発売] | ソフトバンク [6/9予約開始、 6/16発売] |
Xperia 5 IV(6.1インチ,21:9)
Xperia 1 IV(6.5インチ, 21:9)
※au版が価格改定により、3万円程度値下がりしました。
Xperia 5 III(6.1インチ,21:9)
ドコモ版の定価が3キャリアで最安。
ドコモ・
NTTドコモ | au | SoftBank | |
---|---|---|---|
MNP | 76,956円 (▲36,300) | 99,405円 (▲22,000) | 115,920円 (メリハリ無制限で▲21,600) ※スマホ乗り換え.comは 他プランでも▲22,000割引 |
新規契約 | 76,956円 (▲36,300) | 110,405円 (▲11,000) | 137,520円 ※スマホ乗り換え.comは ▲22,000割引 |
機種変更 契約変更 | 76,956円 (▲36,300) | 115,905円 (▲5,500円) | 137,520円 ※スマホ乗り換え.comは 5,000円CB |
購入ページ | docomo Online Shop | au Online Shop | SoftBank Online Shop |
Xperia 5 Vの詳細や購入は公式サイトから
Xperia 1 III(6.5インチ,21:9)
ドコモ版の定価が3キャリアで最安で、154,440円(MNPは22,000円引)
ドコモ・
▼ソニーストアにてメーカーSIMフリー版(Dual SIM+おサイフケータイ、ストレージが512GBに増量)が発売開始されています
▼キャリア版の価格一覧は以下の通り。
Xperia 1 III | NTTドコモ | au | SoftBank |
---|---|---|---|
MNP | 154,440円 | 156,000円 (▲22,000) | 167,040円 (メリハリ無制限で▲21,600) ※スマホ乗り換え.comは プランどれでも▲22,000割引 |
新規契約 | 154,440円 | 167,000円 (▲11,000) | 188,640円 ※スマホ乗り換え.comは▲22,000割引 |
機種変更 4Gからの契約変更 | 154,440円 | 178,000円 5,500円CB | 188,640円 ※スマホ乗り換え.comは5,000円CB |
3Gからの契約変更 | 154,440円 | 188,640円 | |
購入ページ | docomo Online Shop | au Online Shop | SoftBank Online Shop |
\カメラ・オーディオならXperia 1 V!!購入は/
Xperia PRO-Iの価格
Xperia PRO-I は2021/12/15発売。1型センサ搭載・絞り可変カメラなど、カメラにこだわった最新モデルです。
ソニーストアやAmazonなどで発売されます。
少し高めなので、保証がつけられる ソニーストア がおススメ。
Xperia 5 IV /Xperia 1 IV/ Xperia 5 III /Xperia 1 III /Xperia PRO-Iのレビュー一覧
Xperia 1 V
Xperia 5 IV
Xperia 1 IV
Xperia PRO-I
サイドセンス・おススメ設定
サイドセンスは、エッジのショートカットから簡単にアプリやマルチウィンドウを呼び出せる機能です。
ディスプレイにHDMI出力・HDMI入力
Xperia 1やXperia 5はHDMIケーブルをつないでディスプレイに映像を出力できます。
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