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Xperia 1 IIIのアップデートで、発熱・電池持ち・ネットワーク瞬断の改善を実感!!

Xperia 1 III (2021)

こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。

Xperia 1 IIIを使い始めて1か月、ドコモ版 Xperia 1 III に待望のアップデートが降ってきました。

Xperia 1 III自体は先日記事にした通り、非常に気に入って使えているのですが、発熱・バッテリー持ち・ネットワーク瞬断だけデメリットでした。

今回は、デメリットとして挙げていた発熱周り・ネットワークの安定性がどう変化したか、簡単に検証してみたいと思います。

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Xperia 1 IIIのアップデートで、電池持ち・発熱周り・ネットワーク瞬断は改善した?

Xperia 1 IIIのデメリットとして挙げていた、電池持ちや発熱周りはどう改善したか、検証してみます。

バッテリーと発熱周りを検証

バッテリーを「日常利用」の範囲内で検証してみます。

アップデート前

アップデート前のバッテリー持ち事例

アップデート前のバッテリー持ち、事例を2つ持ってきています。
それぞれ1枚目がアプリごとの利用状況を、2枚目はシステムも含めた利用状況となっています。

とくにMicrosoft Edgeなどブラウジングをすると熱を持ち、急激に電池が減っている印象があります。
大体1~2時間のブラウジングで、30%近くバッテリーが減ります。

2例とも大体4時間弱のスマホの使用、
・一方はブラウザとSNSで2時間程度の利用:16時間経過で残り13%
・もう一方はブラウザ・SNSで1時間、YouTubeで1時間:11時間経過で残り21%
という感じ。

半日持てばいいのかな、という感じの電池持ちです。

2021/8/10ドコモ版アップデート後の電池持ち

2021/8/10アップデート後のバッテリーの減り

2021/8/10にアップデートした(61.0.C.5.95) Xperia 1 III のバッテリー持ちは上の図の通りです。
フル充電になった0:40ごろから1時間ぐらいいろいろ操作し、5時間ぐらいの就寝時間帯を挟みます。
フル充電からの合計時間は21時間で、残り10%となりました。

利用としては、
・YouTube動画の視聴1.3時間
・Twitter・ブラウジングで1時間
・運転ナビとRadiko聴取+運転中のナビを画面録画 1時間
・AnTuTu 2回
で、画面アクティブ時間は4時間14分(実稼働時間は21時間)。

運転中電波の検証をするため画面録画をしていたのが、電池残量に少し響いていた気がします。
(運転開始前56%→運転終了時37%程度まで落ちてしまった)

とはいえ、いつもよりも「たくさん使った」ことを意識していましたが、画面アクティブ時間でもアップデート前よりも増えていたのはうれしいです。

完全に使用感を合わせることはできないですが、体感としては Xperia 1 III の電池持ちはよくなった印象を受けています。

2021/8/10アップデート後のバッテリー持ち(別ケース2例)

ほかの事例もご紹介しておきます。
いずれも2時間半~3時間ぐらいの画面アクティブ時間ではありますが、残り電池残量は50%程度。

まだ数日しか使えておらず、使い方によって左右されますが、「ブラウザ・SNSなどの比較的ライトな利用」であれば比較的電池持ちは改善したといっていいかもしれません。

一方、動画撮影や動画視聴・ゲームプレイを長時間繰り返す、など、ヘビーな使用を行うと、電池持ちがあまり変わらない可能性もあります。

印象としては、バックグラウンドの処理が抑えられて電池持ちが改善されている印象。
なので、ライトな使用のときに電池持ち改善の実感をしやすいと思います。

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発熱は、(少なくとも体感では)かなり抑えられている

Xperia 1 IIIの発熱に関しては、かなり抑えられている印象です。

発売開始時の初期バージョンでは、少しの時間SNSやブラウザを利用するだけでも、特に側面が熱くなります。
特にソニー純正ケースを使っていると側面が露出しているため、発熱も感じやすく、不安に駆られるレベルでした。

アップデート後は、前では発熱していたライトな利用でも、側面が熱くなりにくくなりました。

利用時の温度推移(AnTuTuソフトのログより)

上のグラフは、先のアップデート後1例目の利用の際(途中まで)の温度推移・バッテリー残量の推移をAnTuTuベンチマークのログから引っ張ってきたものです。

ブラウジングやYouTube視聴をしていた時間帯は30℃近傍を推移しており、そこまで温度が上がった感覚はありませんでした。

最後に「運転ナビをしながらRadiko・画面録画」をしている時間帯があります。
画面録画をしていたため熱は上がるかと思いましたが、グラフ上は44.9℃まで上がっていますが側面が触れないほど熱くなるような感覚はありませんでした。
むしろ、側面や背面は、SNSやブラウザを使っているときと同程度にしか熱くならなかった印象です。

負荷がかかっていたためかチップセット周辺は熱がこもり、熱くなってしまったかもしれません。

カメラ利用時も含め、全体的にスマホ操作時の熱さは感じにくくなっている印象です。

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「ネットワーク瞬断」も発生しなくなった

Xperia 1 IIIの初期バージョンでもう一つ懸念点として挙げていたのが、「ネットワーク瞬断」です。
Wi-Fiテザリングなど、主に熱を帯びる高負荷の利用において、5Gエリアか否かに限らず一瞬データ送受信が止まる現象が発生していました。

例えば、隣町まで50km程度、ナビ・Radiko再生しながらドライブすると、5~6回程度ネットワーク瞬断が発生し、Radikoの聴取がエラーで途中終了する、というシーンが発生していました。

アップデート後、実際に隣町へのドライブでテストしましたが、ネットワーク瞬断は発生しませんでした。
ずっと快適に音楽・番組楽しめました。

また、Wi-Fiテザリングでライブ配信しながら、YouTubeアプリで配信映像確認・チャット確認を行いました(30分程度)。
アップデート前はすぐ温度上昇の警告からテザリング自動終了、さらにネットワーク瞬断多発、という状況でした。
アップデート後は、特に温度上昇の警告も発生せず、ネットワーク瞬断などは起きませんでした。
さすがに本体は熱くなりましたが、側面が異常に熱い感じではなく、本体が全体的に熱くなる形。

今後も検証を続けていきますが、少なくとも現時点では「ネットワーク瞬断」を経験しておらず、改善しているといえます。

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ベンチマークスコアは若干下がったが、快適なのは変わらない

アップデート前のAntutuベンチマーク
アップデート後のAntutuベンチマーク

アップデート前後で、AnTuTuベンチマーク自体はスコアを落とす傾向にあります。
動作と温度・バッテリー持ちはトレードオフですので、まあ仕方のないことかとは思います。
とはいえ、スコアは単発測定で70万点届かないぐらいですので、超ヘビーな用途でなければかなり快適に使えます。

私は今のところ不満に思ったことはありません。

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Xperia 1 IIIのアップデートで、ネットワークや電池持ち・熱の問題はだいぶ安定したかも

Xperia 1 III SO-51B(ドコモ版)のアップデートで、個人的に一番の懸念点だったネットワーク瞬断の問題はほぼ解消しました。

また、バッテリー持ちや本体の熱の問題もだいぶ解消しています。
本体の熱に関してはほとんどのユーザーが、バッテリー持ちについてもライトな利用であれば実感しやすい内容だとは思います。

私が普通に使っている分だと、大体1日ぐらいバッテリーが持つ程度かなと思います。
半日→1日に改善したとはいえ、ほかのスマホと比べるとバッテリー持ちは悪めかもしれません。
ただ、充電速度も結構速いので、こまめに充電できる環境の方はそこまで気にしなくてもいいのかも。

Xperia 1 III はカメラやサイドセンス(とくにポップアップウインドウ)が本当に便利で、本当に気に入って使えています。ぜひ使っていただきたいです!
メリットについては、「Xperia 1 IIIを2週間使って感じたメリット・デメリットを比較!!写真撮るのが楽しい、”ながら”操作が便利なスマホ」でまとめています。ぜひご覧ください。

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